遊化の森

林厚省老師

秋は既に終わりの気配。天気はいいが、寒気も列島に迫っており、秋の短さを予測させる。朝5時半起床。このところ、朝が少し遅くなっているのは、夜二時ごろまで起きているケースがあるため。少し時間が以前よりも不規則になっている。早々に12時就寝。その前に「坐忘」し、翌朝4時ー4時半に起床し修練するという従来のスタイルに戻さなければならない。このスタイルが最も調子がいい。朝起床後コーヒー沸かし、いつもの儀式で「坐忘」から内丹法修練が始まる。このところ「出神」の回数には拘らなくなっているが、一日に「七回」という以前の方式もまた捨てがたい。これに戻すことも検討の対象。「出神」において、必ず「頂門開」の一項を付け加えたことにより、状況が少し変わってきている。最近では「自然に開く」と感じることもあるが、定かなものとはなっていない。「頂門開」はだれか「真師」が傍にいて指示が必要というが、やるのは修練者であり、その方法が口訣の中でも大きなモノという気がする。身近に、それに値すると思われる師を見つけることは困難なので、以前「チベット密教」の「頂門開」(天頂に花を挿す小さな穴を開ける行)を試していて、そのとき本当に穴が開きそうになったが、その時私は聖胎を泥丸に抱えていたため、あわててこの行を止めたことがあるが、多分その方法は一つのヒントになるだろう。「五気朝元」「三華聚頂」なかでも「天花乱墜」の現象は昔からすぐ起こってくるが、「頂門開」はあれこれ試して自ずから確定する必要がありそうだ。先週の1週間、「文化の日」に中国の「気功老師」たちの表演を見て、「内家拳とはこういうもの」という感想をもった。それで6日の日曜日「太極拳」の修練の日に試してみると、気持ちよくやることができた。「老架式85式・楊氏太極拳」は大変に気持ちよかった。それは一切外の「気」にはとらわれず、ひたすら自分の「内なる気」に従って動き演じるということ。そうすると自然な、やわらかい太極拳ができる。以前箱根へ「太極拳」一泊研修にいった夜、お酒を飲んで先生に「太極拳は動く坐忘ですね」と申し上げたことがあるが、その感はますます強くなった。今日仕事上では、某財団の会長に1時間ほど皇居前のオフィスでお会いした。この方は役所の局長を2,3やった後、日本を代表する某社の副社長をやり、某財団の会長となられた人。お会いするのは今回は二度目だが、これから新しい産業分野をこれから形成していこうとしておられ、「一緒に作っていこう」と言われた。リップサービスにしても有難い話だ。この分野では役所の現役幹部とも、何回か会って話をしているが何か気持ちが通じるものがある。この幹部は、本当に頭がいい。しかも決して威張らず若者らしい感覚も持っている。以前一緒に仕事したことのあるSさんと同じ匂いを持っている。Sさんもそういえば役所の幹部で、その後本も書き、大臣にもなった人。私が私淑する二人の現代人のひとり。あとひとりは故・山本七平さんで、この方も頭のいい方だった。市谷の山本書店の本が一杯詰まれた隙間に座って何回かすばらしい話を聞いた。経団連会館でやった「シンポジウム」の基調講演を頼みに行ったら、すぐ引き受けてくださった。いまは懐かしい思い出だ。いろいろ連想が続いていくが、この日は夜、友人と二人来日中の「林厚省」さんに会いに行き、二時間ほど手ほどきをしてもらった。林厚省さんも気さくな人。現在はアメリカ在住で、日本へ来るためにいったん上海に行きビザを取って来日されたという。おそらく現在の中国で最も「気」を強く出す老師の一人ではないかと言われているという。最初有名になったのは、上海中医病院で「気功麻酔」をやって、手術したこと。もう40年ぐらい前の話だが、日本でもテレビ放映され、「気功」ブームの先鞭となった。現在はアメリカの大学に招聘され、現地で「気功」を教える傍ら、タイ、シンガポールなどに自分が編み出した「大極気功18式」を普及させ10万人規模の集会が行われるという。明日からタイでその集会があるので日本を離れる前の夜に「手ほどき」を受けることになった。修練は「大極気功18式」と「少林内功」の二つ。短い時間で完全を期すのは無理だが、来年また来日するのでその時までに覚えるようにとのこと。友人は「気をもらった」といささか上気していたが終わって挨拶をして、外に出て池袋の「プロント」でピザをつまむながら少し酒を飲んだ。
by yuugean | 2005-11-08 20:10 | 2005
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