遊化の森

熱いトタン屋根

 とにかく「暑い」毎日です。この暑さは、すでに日本が「亜熱帯」に組み込まれてしまっているような感じさえします。宇宙の側ではすでにそれが決まっていて、日本人だけがそれを知らない、、。と言う事があるかどうかは知りませんが、とにかく暑い毎日です。近頃では良く飲まれるドリンクも、熱帯系が多いとか。一時期、どうみても「熱帯性」のスコールが定期的に訪れましたが、徐々に地軸が動き始めているのでしょうか?
「恐竜」が滅んで、人類が生まれてきたころにも、おそらくそういうことがもっとドラスチックに起こっていたでしょう。私たちはその変化もまた地上を支配する「光」の領分が大きく変わったからだと考えています。同時にこの「光」を効率的に取り入れるシステムを人体が構築できたがゆえに今日の「人間」の存在があると考えています。いずれこのメルマガでも大胆にそういう「仮説」についても誤解をおそれることなく触れてみたいと考えています。

 さていまの日本の様子を見ていますと、まるで昨今の天気のように、まるで「熱いトタン屋根の上の猫」のような状態おかれているような気がしてなりません。
 いったいこの時代、このニッポンはどこへ行こうとしているのか?まったく先が見えない状態が続いています。企業や個人が例えさまざまな努力を行ったとしても、必ずしも予期される成果上げられないという状況が続いてきました。

 こういう中で人は、いったい何を信じて生きればいいのでしょうか?昨日の権力者は、今日は訴追される身になり石もて追われるという状態が、今日ほど顕著にあらわれていることはないでしょう。富もまたしかりです。あれほどネットバブルが叫ばれ、長者番付を争っていたベンチャー企業の多くが、時代が少しずれただけで、その富を半減させ、企業存立の時を迎えるような状況が続いています。

 まさに「色即是空」の世界です。この言葉は広く知られてはいますが、その本義がそれほど理解されているとは思われませんが、本来は「色」(かたちあるもの)は、必ず滅び「空」となるというような意味ではないかと思います。同時に「空」から「色」(かたちあるもの)が生まれます。そのアウトラインはまるで、現在の「量子論」そのものであるともいえます。「色即是空」だからこそ、権力や富、あるいは地位や名誉といった「かたちあるもの」に人生の全てを賭けてはならない、そういうものはまた必ず壊れ「空」となることを言っているのです。
by yuugean | 2001-07-21 10:22 | 2001
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遊びをせんとて生まれける  学びせんとて生まれける

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