無人為天然
5時起床。金曜日というのは、以前はなんとなく「うれしく」感じたものだった。週の終わり、明日はまる一日修練できる、時間を気にせず「坐忘」をしていてもいいと思うと心の余裕が生まれたものだった。いまはしかし、そうはいかない土曜日もたいがい出ずっぱりで何かやるべき仕事がある。きょう起きて、コーヒー沸かしの後、相変わらずの「儀式」を済ませ、いつもどおり、「坐忘」-「出神」。いつものとおり朝の修練。その中で天からの声?があり、ふと「無人為天然」というフレーズが天下ってきた。すなわちこれは「人為を無くし、天のなすままに任せる」とでもいおうか。いまの「修練」の要諦だと思う。前段階の「天地呼吸」においても、まず足から地中に「気」がおりていくが、これも自然に任せる。決して「人為」を加えない。また地中の「底」に到達して、こんどは下から「地」の「気」が湧き上がってくるのを、いつまでも待ち、決して「人為」を加えない。同様にその「気」が督脈を通り、天頂から「天」に向かって行くときも自然に任せ決して人為を加えず、この「気」が「天」に到達して下に下りてくるときも人為を加えずに、自然の「動意」を待って下ってきた「気」の柱を体内に入れるのも人為を加えない。「出神」も同様で、まず「光」の輪(あるいは球)が体内から出て行くがそれも決して人為でひっぱたりしない。その後「胎」が出て行くが、これも自然に動き出し、ゆっくりと自然に体外に出て行くまで待ち、人為を加えない。「収神」も同様で「人為を無くし天の姿のままに任せる」、これすなわち「無人為天然」のこころ。
by yuugean
| 2004-12-18 16:51
| 2004
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