遊化の森

東京下町ぶらり旅

5時起床。歯磨き・洗顔・コーヒー沸かし。これで朝が始まる。その後「坐忘」。昨夜の続きの坐忘。坐忘において、最初は浅い領域での坐忘。それから徐々に深化していくのが通例。その先にあるものは何か?時によって、その「想念」は違うが、ひとつは「平面的」な広がり。意識はどんどん横に広がっていって、日本を超え、他の国になり、世界に及ぶ。もう一つは「立体的」な広がり、大気中にさまよい出て、やがて地球を脱し、太陽系を脱し、宇宙の果てまでいく。これは「壁観」でも同じ。しかし、こういった方法は坐忘の中で起こってくることではあるが、伝統仙道の中で行じられる「神遊観」に似ている。基本的には「意識の遊泳」。昨夜、私が感得したと思ったのは、「意識」を遊ばせるのではなく、坐忘が深化していって、その先にある「自然の法則」あるいは「自然の存在」そのものと一体となること。この「一体感」こそが「無為自然」の状態だということだ。そして「自然の法則」あるいは「自然の存在」それこそが「道」(タオ)であるに違いないということ。坐忘の後、パソコン。10時前にいえを出て池袋で待ち合わせ。今日は「東京下町散策」。目的を決めないで、このテーマで歩いてみる。まず最初は「深川」。地下鉄で大手町ー東西線「門前仲町」下車。深川不動尊はそれほど多くはないが参詣客があちこちにくつろいでいる。参道の商店を覗いてあるく。その後、富岡八幡宮。大神輿を見て、通りを超え、裏通りを歩く。やはり古い町なので結構小粋な店が多い。どこか人形町界隈と似ている。昼時なのでお目当ての魚の店へ行くが、今日は4時開店。諦めて通りの「うどん」の店。穴子丼と小うどん、それにビールを注文。コーヒー店に入り、今度は日本橋経由で銀座線「浅草」。浅草は大変混んでいた。やたら人力車勧誘が目立つ。昔は少なかったのに、、。これは東京の日体大のような大学の体育会系部が部活費を捻出する為にやりはじめたのだが、人気が出て他の大学の体育会系もやりだし、今では40-50人いるような気がする。浅草寺に参り裏道、奥山を通り、六区に出る。その後雷門をすぎ、吾妻橋を渡り、うんこビルの横からいわゆる「墨堤」を散策。かなり歩いて「長命寺」桜餅。「言問団子」の方に入って一休み。黙っていても三色団子とお茶セット(500円)が出てくる。ここでしばらく休んで、「向島花街」通りをぶらぶら歩いて「曳舟」へ。途中で道を訊いたら、自転車に乗ったおばさんが、親切に教えてくれ、自分が先に立って後ろを振り返りながら、次々に曲がり角を教えてくれた。いかにも下町風。東武「曳舟」から今度は半蔵門線で「大手町」-「池袋」。帰宅後、入浴して例の通り小宴。9時ごろ終わる。
by yuugean | 2003-04-29 19:08 | 2003
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