タオに至る
空は確かに春の空、しかし昼間の風の冷たさは真冬のもの。そんな一日だった。これからは「三寒四温」で行きつ戻りつの日がしばらく続くのだろう。今朝も5時半に起床、昨夜は池袋のパスタ屋でパスタを頼み赤ワインを1本二人であけた。そのせいかどうか、夜就寝前の修練はどうしても短くなってしまう。それと、このごろは「修練」で言えば一種の平原期、高原期に入った感じで、それほど大きな変化はない。むしろ淡々として平板だが、坐忘は深いという印象。「面壁九年」といわれる時期の、最初の三年は少し前に過ぎた。そのあとの、平板な修練の時期にさしかかっているのかもしれない。いや、取りようによっては、「虚」の深度が深まっている、ないしは本当の「虚」に近づいているということかもしれない。それで今朝は5時半に起床。前夜は1時半頃まで起きて坐忘を数回やっていたから、起床が少し晩くなった。いつもの通り「儀式」そして「坐忘」ー「天花乱墜」。「五気朝元」ではまず脾臓ー肺臓ー心臓ー肝臓の順に「気」を「泥丸」にあげ、そのあと腎臓の「気」を督脈を通して天頂に上げる。「向太空」の口訣を行って「五気朝元」。そのあと「三華聚頂」ー「出神」ー「収神」と続く。「出神」後に「法身」はいわば気体となって宇宙へと広がっていく。まず地球大に、そして太陽系にと広がっていくのがわかる。「散ずれば遠く広がる気体、集まれば法身」という感じがはっきりと出てきている。このとき修練者は「タオ」と一体となっている。この段階には「天花乱墜」」、「五気朝元」、「三華聚頂」という、いわば様々なテクニックがあるが、帰するところは「タオとの一体化」であり、それは何者にも代えがたい甘露、法悦。そのために全てのテクニックを準備段階として行い、最終目的の「タオ」にいたる。
by yuugean
| 2006-02-09 17:14
| 2006
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