遊化の森

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「気」を周流させる「経絡」の実在


◆痕跡を残さない導管―「経絡」。
◆宇宙と繋ぐ「奇経八脈」の重要さ。
◆「奇経八脈を理解しなければ内丹はできない」。

移ろいやすい世の流れはさておき、地球上に満ち満ちた「光」が人
間の体の中に吸収され、電気・磁気に変換されているというシステ
ムを、この仙道メルマガ「天地の光」では説明してきました。ビッ
グバン以来、「熱」から「光」への転換は、延々とこの宇宙で、この
地球で行なわれてきたのです。ビッグバンや太陽のような超高熱か
ら、地球上の常温の世界に至るまで、全て同じシステムで「熱」か
ら「光」へと変換されてきたのです。

それではこの「光」は何に転換されていくかというと、それは「電
気」と「磁気」です。前回見てきたように、地上の常温の空間にあ
る膨大な量の「光」を利用して発電しているのが世界中の発電会社
です。目に見えない「光」の空間から「電気」を取り出しているの
が電力会社の仕事で、加工費は膨大にかかるが、原料はタダです。
人間も同じ空間を利用して、電力会社よりもっと早くから「光」を
取り入れ体内で「電気」と「磁気」に変換してきたのです。そのシ
ステムを可能にしているのが、体内の「水」の存在です。「光」―
「電気・磁気」への変換は「水」との相互作用によって行われ、体内の
電気磁気は体内で使用されてまた別のエネルギーに変換され、形を変え
ていくのです。これは「エネルギー不変の法則」でどこまでも形を
変え転生輪廻を繰返していきます。

さて「体内水」に吸収され「電気・磁気」に変換した「光」(気)は
どこを流れていくのでしょう?その経路が「経絡」だと思われます。
伝統的な中国医学は、この「経絡」を治療の根底において来たこと
は誰でも知っていることです。既に紀元前3世紀以前に「経絡」説
は出来あがっていたのですから、実証的な中国人の体質から来たこ
ととは云え、感嘆に値すると言わざるをえません。ところが、この
経絡説は日本でもそうですが、中国でも西欧医学におされて、近代
に入ってあまり省みられることがありませんでした。最近「気」に
対する関心から幾分見なおされてきましたが、今も何か「迷説」視
されているのが一般的な状況です。

その最大のポイントは、「経絡」の存在の実証が難しいという点です。
西欧医学で、体内の伝達経路となっているのは「血管」(血液)、「リ
ンパ管」(リンパ液)、「神経」などいずれも解剖学的に取り出せるも
のです。ところが中国医学の「経絡」はそれができない。だから存
在を照明できないと考えられているのです。「経絡」を実証しょうと
いう試みも本山博博士などによって行われてきました。ポイント間
の電気抵抗を計測するというやり方ですが、研究は少しずつ進んで
きているように思われます。

解剖学的に「存在しない」から「ない」というのが西欧医学的発想
ですが、もともと人間の体内の水を運ぶ「経路」は、植物的な存在
で痕跡を残さない「導管」のような存在ではないかと思われます。
生体中には水を上げる導管として存在するが、解剖し死に体となれ
ばもう存在しないというのが「経絡」ではないだろうかと考えられ
るのです。この水の経路を通じて「電気」と「磁気」に変換した「光
」(気)が体内の隅々まで運ばれていくのです。

「経絡」の詳細については、専門書にお任せするとして、ここでは
「経絡説」の概略を述べてみます。「経絡」というのは「経脈」と「絡
脈」の総称ですが、経脈は幹線、絡脈は支線。まず十二の太い経脈
があり「十二正経」と呼ばれます。これらの各経は体内の臓器と直
接的な関係を持っています。一方細い支線にあたるのが「絡脈」で
あり、経脈から派生して十五本の絡脈となって身体の隅々まで「水
分」に乗せて「電気・磁気」(つまり「気」)を運びます。この「経
絡」の存在は前述したように解剖学的には実証できないため、西欧
医学では認められてはいません。しかし、人間の全体像や「仙道
」修練などによる「気」運行経路の有効性を考えた場合には、その
実在性は疑う余地がありません。つまり人間の身体には本来解剖学
的な存在である「血管」「リンパ管」「神経」系統に加えて、解剖学
的に痕跡を残さない「経絡」系統(気の経路)が存在すると考える
べきでしょう。今世紀中には「経絡」系統の存在をスキャンできる
システムが必ず登場するでしよう。その場合、今日の「経絡説」と
寸分違わぬ経路がスキャンされ、「血管」「リンパ管」「神経」「経
絡」が人間の身体の総合的な伝達系統として認知されることになる
と思います。

「経絡」の幹線「十二正経」は簡単に言えば六つの臓「肺」「脾
臓」「心」「腎」「心包」「肝」と六つの腑「大腸」「胃」「小腸」「膀胱
」「三焦」「胆」の内臓各部から手足・背面・頭部など全身をめぐる
経路です。それらの中間点には愈穴・募穴と呼ばれる数多くの「ツ
ボ」があり、「気」は「愈穴」から入り「募穴」に向かうといわれて
います。中国医学によれば、この「気」の流れが滞った時に身体の
不調が発生すると考えられているのです。
「経絡」にはこの「十二正経」に加えて「奇経八脈」と呼ばれる「経
絡」があります。これはどの臓腑とも関係無く、一般には「十二正
経」を流れる「気」の「調整池」的な役割を担っている副次的な存
在と考えられています。

しかし「仙道」ではこの「奇経八脈」こそが重要な意味を持ってい
るのです。極言すれば「十二正経」は人間が誕生した後に「気」を
流す経路として「後天的な」機能を果たすのに対して「奇経八脈
」はもともと「先天的な」機能をもった経絡なのです。人間が胎児
であった時期には「奇経八脈」が電気・磁気エネルギー(気)を運
ぶ経路であって生体を育て守っていたのです。胎児が母親を通じて
宇宙の電気・磁気エネルギー(気)を吸収していたのが「奇経八脈」
ですが、誕生し嬰児である時代を過ぎると、本来宇宙と繋がってい
た「奇経八脈」は閉鎖され、かわって「十二正経」が機能し発達し
てきます。そして全てを人間という個体の中に閉じ込めた閉鎖的で
不便な存在となるのです。

人間にとって胎児や嬰児の時代は、すべてにおいて脆弱な生命を守
るために「奇経八脈」を通じて宇宙に充満する気を周流させて生命
活動を行ってきたのです。「仙道」は宇宙の気を周流させるためにこ
の「奇経八脈」に着目しました。
そして「奇経八脈」のうち、
   ?任脈・督脈の開発する「小周天」。
   ?奇経八脈全体を開発する「大周天」。
という二つの行体系をつくりました。これらの行体系を通じて
「内丹」をつくり三つの丹田を開発して、法身を固成していくのが
「仙道内丹法」の全体像です。中国・明代に医聖といわれた李時珍
はこう述べています。「仙道を学び、仙人を目指しても、奇経八脈の
ことをよく理解しなければ,内丹を完成することはできない」と。
by yuugean | 2001-08-31 09:36 | 内丹法を修練する

不動産投資

ようやくさすがの「夏」の熱さも、その影をひそめ、日に日に秋め
いた朝夕の気配が濃厚になってきました。しかしながら、「日米同時
株安」といわれるような事態が東京とニューヨークの市場で同時に
起こり、IT関連企業の大リストラが計画されている。何か「次」に
来るものの姿を予感させるような、、。仕事の関連でいえば、今東
京都内のテナントビルの獲得競争が激化しています。10億円クラ
スで年間10%の利回りの平成年間に建ったビルを奪い合うように、
さまざまな不動産投資グループが生まれ、たちまち市場にはそうい
うビルが出てくることが少なくなってきました。それらの背後には
青息吐息のはずの銀行群がいて、ちょとした収益ビル・バブルが始
まっています。ほんとうはもっと有効な「手」があるのですが、、。
by yuugean | 2001-08-31 09:06 | 2001

「光」は「波」であり、「粒子(エネルギー)」。


◆ いまはやりの「波動」論の本質
◆ 「フリーエネルギー」も「電力発電」も同じ
◆ 体内の「気」の流れ

さて前号で、ここ数年何やらある種のブームのような感を呈している「波動」という
ことについて私なりの見方を申し上げましたが、「波動」というのは一体なになのか
皆目わからない状態で皆さんが取り上げたり、あるいは謳い文句に掲げているような
気がします。そのため何か「ふしぎな」「特殊な」存在のように受け止められているよ
うな気がします。果たして「波動」は「ふしぎ現象」なのでしょうか?

そこで「波動」ですが、この世界がこれまで述べてきたように、可視光線、赤外線、
遠赤外線、紫外線と名づけられた「光」の粒子に満ち満ちている現実を認識すればお
のずから明らかになって来ることでもあるのです。「光」はエネルギーをもった「粒子」
であると同時にプラス・マイナスの極を上下する「波」でもあるのです。その「波」の
局面を捉えれば,この宇宙は「波動」に満ち満ちているのです。

具体的に考えてみましょう。たとえば解りやすい例として地球に多く偏在する「水」
とこの「光の波」部分との関係で見ます。「水分子」は前に見ましたように双極子(ダ
イボール)といって二つの腕をもっています。ここに「光の波」がくると、この二つ
の腕に反応し、「光の波」のプラス・マイナス部分に対応して「腕」が活発に動くこと
になります。「水」はこうして常に活性化されているのです。この反応は、前に述べた
ように双方の周波数が同じでないと起こりませんが、「光」のうちの10ミクロン前後
の遠赤外線と「水分子」は同じ周波数なので相互作用(反応)が起こり、水は常に活
性化されているのです。これがあらゆる生物の生命活動に決定的な影響を与えている
のです。「波動」の「ふしぎ現象」というのは実はこの「光」(遠赤外線)の仕業のひ
とつであるといっていいでしょう。

空中もまた「光」と「水分子」に溢れ、人間はそれを体内に取り入れていますから、「
波動」や「フリーエネルギー」という現象が起こってくるのです。ついでに言えば「
フリーエネルギー」という現象は、さきに言った「光」のもうひとつの「粒子」的局
面にスポットを当てたものに過ぎません。「光」は電磁波であり、電気・磁気をもった
「波・粒子」なのですから、この地球上の空間は遠赤外線、赤外線、可視光線、紫外線
といった各種波長の「光の海底」のようなものです。

その「光の海底」で人間は生まれ、生き、いろいろの事に悩み恋をし、戦いを繰り返し
て死んでいくわけです。他の生物、森羅万象またしかりですし、「フリーエネルギー」と
いわれる現象もまたこの「空間」に満ちた「光」の「電気・磁気」エネルギーを利用し
た現象に過ぎません。そもそも各国の電力会社が行っている「発電」という方式も厳密
に言えばこの「フリー」(無料)の空間エネルギーを利用したものだったのです。

ご承知のように「発電」の原理はファラディーの「電磁誘導の原理」によっています。
磁場に直角に空間を切断(親指)すれば、人差し指の方向に電気が流れるという例の原理
です。これは「光」の構造そのものですが、そもそもこの時の「空間」とは何でしょう?
それは地球上の我々が住む「空間」にほかならず、遠赤外線を中心とした「光」の充満
した地球環境に過ぎません。その「空間」の中で電力会社は「電磁石の極」を回転させ
電気を誘導しているのです。この回転磁石の回転出力を上げるために水力、火力、電子
力を使っているだけで、「フリー」(無料)の空間エネルギーを利用している仕組みは全
く「フリーエネルギー」現象と同じなわけです。

このように「光」や「電気」や「磁気」について考えていると、なかなか「仙道」には
行きつけませんが、こうして「光」が「水」と反応して「電気」および「磁気」に変換
されるシステムについても少しはおわかりいただけたかと思います。同様にこの空間
の「光」が人間の皮膚に入り、皮膚組織の下に含まれている「水」に吸収されると、
電気と磁気の成分に分かれます。これが「気」の流れとなって体内の隅々まで行きわ
たるシステムが、経絡であり、体内に吸収された「気」(電気・磁気)は12の正経と
8つの奇経を通って流れていきます。
by yuugean | 2001-08-23 09:35 | 内丹法を修練する

地上 この光に満ち溢れた環境

◆「光」の不思議なふるまいが?を呼ぶ。
◆地上の光は3~25ミクロンの遠赤外線。
◆体内の電気・磁気は「経絡」を流れる。

さて、これまでここで書いてきた「光」の諸問題は私が重要と考えているものを独断
と偏見で選び取っているため、思いっきり省略をしています。現代の科学で「光」の
問題は大変に複雑で、数式や函数なしにはとても正確には説明できない性格をもって
います。「リンゴが樹から落ちる(重力の発見)」というようなニュートン的認識では
とても理解できません。19世紀から20世紀にかけての科学の進歩は「光」の分野
での数々の発見をもとになされ、それが量子論となり、物質のさらに微細な理論へと
発展していったのでした。今日量子科学を理解するには専門的な学習が必要になりま
すが、しかしこの複雑さ、不思議さこそが「自然」の真実の姿だったのです。

なかでも「光のふるまい」ひとつをとっても、それは「波」であると同時に「粒子」
でもありますし、直進するかと見れば、散乱し、屈折する。他に遷移して干渉とか回
析といわれるややこしい振る舞いをする。まさに「10変化」するのが「光」の存在
です。しかもそれは我々の目には見えません。
こういうところからこの世界に「暗在系」の存在が云々されたり、またここ数年流行
している「波動論」が独りあるきして、「波動ビジネス」が出現したり、宇宙の存在
を摩訶不思議なものにしてしまうのではないかと考えられますが、これこそ多面的な
「光」のふるまいの、ほんのひとつの局面ではないかと考えています。

ところで、電磁波である「光」は、紫外線であっても、赤外線であっても周波数が違う
だけで基本的には同じふるまいをします。それでは地球(環境)が発している「光」で
ある遠赤外線とはどういうものでしょうか?
温度と波長の関係は「ウィーンの変位則」によって得られます。
     波長(ミクロン)= 2.90 / T(摂氏度C+273) × 1000
この方式を使いますと、「可視光線」(0.35~0.8ミクロン)は8000度Cから3350度Cの
高い温度から発する光であり、「赤外線」(0.8~3.5ミクロン)は3300度Cから550度C
の高い温度から発する光です。太陽の高い熱から発した光は8分かけて地球に届きます。

「遠赤外線」についての範囲が必ずしも明確ではありませんが(「赤外線」の中に含める
考え方もあるので)、ここでは「遠赤外線」の中心波長を3~25ミクロンとして考えます。
これは温度でいえば693度Cからマイナス157度Cの温度から発する光であり、私達が
生活する常温の世界はこの範囲に属しています。同様にこの式を使いますと地球上の
私達の生息環境を50度Cからマイナス20度Cと仮定しますと、この環境は常に8.9
ミクロンから 11.5ミクロンの光を発しいるわけです。例えば今日の最高気温は29度C
ですから、この環境は9.6ミクロンの「光」の世界であるという事ができます。同様に
20度Cの環境は、常に9.8ミクロンの光を発し、15度Cの地球環境は常に10ミクロ
ン、0度Cの場合は10.6ミクロンの光を発しているのです。

これらの「光」の世界に人間は何万年も適応してきたわけですが、当然何らかの相互作用
を続けてきたと考えられます。これら地球環境が発する「光」は恒常的に空間を伝わりま
すが、後に述べるように、3~25ミクロンの「光」は「水」との相互作用を起こし、空間
中の水分に吸収されます。水分に吸収された「光」は静電気、静磁気に転換され、地球
空間を瞬間的にびっしりと満たします。「電場」と「磁場」がこうして形成されます。

ここで3~25ミクロンの「光」と「水」との関係について考えてみましょう。「光」には
いろいろな性質がありますが、他の物質との「相互作用」について考える場合に重要な
のは「波長の選択性」です。物質もまた固有の波長をもっているわけですが、簡単に言
うと「光」と「物質」との波長が合わなければ、そこでは何の相互作用も起こりません。
相互作用が起こるためには「波長」が等しいことが必要なのです。波長が違う物質との
間では「光」は作用を起こさないで通過してしまいます。「水」は3~25ミクロンの間に
相互作用の領域をもっており、「水」に吸収された光の一部は水中で電気・磁気に変換
体内の水は「水電池」のような役割をすることになります。この電気・磁気が人間の
体内の筋電流や神経系統に利用されていることは前に述べた通りです。

「光」を吸収した体内水は電位が高まり、電気に比し100分の1ぐらいのパワーであ
る磁気とともに人間システムの根幹をなしているのです。もちろん「エネルギー保存の
法則」によって明らかなように、体内に入った光から変換した電気・磁気はまた別の形
のエネルギーに変換され、蓄積されるということはありません。最終的には体外に放出
され空気中の水分に吸収されます。冬場の乾燥時に、静電気パニックが起こったりする
のは空気中の水分が少なくて、放出できず体内に1万ボルトもの電気が残されてしまう
からです。その体内の電気・磁気の通り道が中国医方でいう気血の通り道「経絡」だと
考えられます。
ここではじめて「光」と「仙道」との関連が見えてきました。
by yuugean | 2001-08-18 09:32 | 内丹法を修練する

江戸の街

昨日、なにげなく「戦国時代図録」という本を読んでいたら、関が原の戦いからまだ
たった400年しか経っていないということに気づきました(当然のことですが、、)。
そして私がおもに生息している東京・神田には当時山があって徳川家康は、その山を
切りとって低湿地に土を入れ江戸の街づくりを命じています。いまの千代田区・中央
区つまり日本橋や銀座はこうして出来たのでした。それが1602年。そして200
2年にはワールドサッカー。なんと云う早いスピードで人間は歩いてきたのでしょう
か?それにしても靖国、日韓、日中、、、人間は相変わらずさまざまな争闘を繰返して
いるものですね。
by yuugean | 2001-08-18 09:09 | 2001

光のシステムを利用した人間の発生

「光」のシステムを利用した人間の発生

◆地球上の生物は「光」に適応している。
◆ 人間の「光」への適応は?
◆コンピュータ社会と人間の存在。

前号では、いろいろ入り組んだことを書いてしまいました。判りにくかったと思います。
しかし要するに次のことを言いたかったわけです。
つまり「地球上には、いろいろな波長の光が入ってくる。宇宙から来るX線、太陽光線か
ら来る紫外線、可視光線、赤外線。しかしこの地上でもっとも大きなエリアをもつ光は地
球(環境)自体が発している光・遠赤外線だ」ということを云いたかったわけです。

ところで、これら「光」は、地球上の生物とどのような相互作用を行っているのでしょう
か?よく知られているように、もともと海中にいた生物が、地上に出るようになったのは
海中生物が排出する酸素が地球周辺にオゾン層を形成したからでした。そのためにX線、
紫外線の多くがこのオゾン層にシャットアウトされて、はじめて生物は地上に生息しはじ
め、さらに長い時間をかけて可視光線、赤外線、そして地球が発する遠赤外線といった
「光」と適応する道を選んできたのです。ちなみにオゾン層に吸収されたX線、紫外線の
多くは電気・磁気に変換されてオゾン層を回転しています。それがロケットが地球の上層
を離れる時大変な高熱となってロケットを襲うのです。

最初の号で見たように、地球上の植物は可視光線の中で最もエネルギーの強い「赤色光
」を吸収して生育エネルギーに利用する道を選び、炭酸ガスを吸収し酸素を排出する「光
合成」といわれる基本的なシステムを完成しました。動物は植物の排出した酸素を吸収し
炭酸ガスを排出する呼吸システムを発達させ、皮膚を通じて光への適応を行ってきまし
た。

ここで一つの仮説を導くことができます。これまで生物の進化を論じた「進化論」は環境
への適応と淘汰をその中心要因にしていますが、本当は「目に見えない」光への適応こそ
が、その影のシステムではないのかという仮説です。地球上の「熱的環境」はその熱(温
度)の高さに応じて、それぞれ違った波長の「光」を発しています。その波長の「光」を
受けて遺伝子レベルから適応できた種のみが「適者」となって生存出来えたのではないだ
ろうかということです。

それでは人間は「光」と一体どのように適応してきたのでしょうか?まず人間の皮膚の色
ですが、中央アフリカの草原地帯で発生したと言われる最初の人類の肌の色は黒だったと
思われますが、肌の色の黒さは、紫外線のような強い有害な光が体内に侵入するのを皮膚
で食い止める為に体内からメラニン色素が浮き出てきたものです。白色人種、黄色人種に
ついても同様に環境における「光」の状況が大きく影響していると思われます。

いちばんよく判るのは「可視光線」への「目」の適応ですが、人間の「目」の「可視光線
」への対応には驚くべきものがあります。植物が緑、海が青、道が茶色の波長の光を反射
しているとなぜ人間の「目」だけが、可視光線を微細に判別できるのでしょうか? ヒトの
網膜がそれに対応しているからですが、これほど微細な識別システムには磁気的な資質が
どうしても必要です。

こうした紫外線や可視光線への人間の適応よりも、もっと重要なのは地球上で最も大きな
エリアをもつ光・「遠赤外線」への人間の適応です。人間の体内の、筋肉や内臓を動かす
微弱電流の存在、体内に隈なく巡らされた発達した神経系の電気・磁気的存在、脳の膨大
な記憶装置に使用される電気・磁気の存在、こういったかくれもない体内の電気・磁気の
存在は一体何を物語るのでしょうか?

人間と他の動物たちの相違の中で「皮膚」の違いは大変重要です。サルを始めとする哺乳
類の皮膚が分厚い毛皮で覆われているのに対して、人類の皮膚はまるで植物のはっぱのよ
うにやわらかくデリケートで毛皮よりも葉肉を想像させます。植物のはっぱのようなデリ
ケートな皮膚の下には水分をたっぷり含んだ層が形成されており、全体の65%は水分で
なりたっています。

この薄い、多くの水分を含んだ人間の皮膚と、地球に恒常的な光・遠赤外線とが作用する
時、どういう事がおこるのでしょうか?皮膚に含まれた水と遠赤外線の光が相互作用を起
こし、水の中で「光」は電気部分と磁気部分に分かれます。こうして体内の水は「水電池」ともいうべき蓄電装置となります。この基本的なシステムが神経系統の発達を促し、
筋肉を動かす筋電流となり、脳のような大容量の記憶装置を作り上げたのです。

これは今日のコンピュータ社会の成立過程と似ています。誘電装置の開発で発電が行わ
れ、電気網は全世界に張り巡らされ、一方で磁気記憶装置の開発でコンピュータが開発さ
れ、それが通信とドッキングして今日のインターネット社会が生まれたように、人間の中
に蓄積された電気・磁気のシステムが今日の人間をつくりあげたのです。この二つのよく
似たシステムは、共に地球(環境)が発する光・遠赤外線を有効的に利用したものです。
地球の環境が発する、もっともエリアの大きい「光」遠赤外線の存在。この「光」が
もつ電気と磁気の部分が、地球上の「電場」と「磁場」を形成しています。現代の生活を
形成している「発電」はこのうちの「電場」部分を利用したものですし、「磁石」は磁場部分を利用したものです。その意味では発電装置や磁石は電場や磁場のメディアにしかす
ぎません。それが今日のコンピュータ社会の根幹ですが、人間はそれと同じ事を、数億年
前に同じ「光」の場に適応して作り上げていたのです。

地球(環境)が発する光・「遠赤外線」が果たしている根本的な力について注目するべき
です。
by yuugean | 2001-08-14 09:30 | 内丹法を修練する

光の海に生きる

「光」の海・地球に生きる人間は「光」の影響を受けて育つ。

◆「光」は「電磁波」。
◆ 地球上で最も大きな存在の「光」は「遠赤外線」。
◆ 重要な「光」と「水」の関係。

前号では、われわれの「科学的常識」と「真実」の間には「光」についても、「電磁波」に
ついても、大きな認識の差があることについて述べました。「光」というのは、この宇宙に
あまねく偏在する「電磁波」であるというを申し上げました。それが波長の長さによって
仮にX線、紫外線、可視光線、赤外線、遠赤外線という風に名づけられているに過ぎない
のです。

自然界で、我々が住む地球上に降り注ぐさまざまな波長の「光」。波長の短いところからX
線,紫外線,可視光線、赤外線、遠赤外線と名づけられている「光」。X線は宇宙のはるか
彼方の天体からくるのですが、紫外線以下の「光」については地球にとって最も大きな「光
源」である太陽から来ます。そして太陽光のうち43%は可視光線、52%は赤外線です。
これは太陽からやって来る「光」ですが、これらの光の熱を受けて地球そのものが発して
いる光(遠赤外線)が地球上では最も大きな存在なのです。「熱から光が出る」のは永遠の
法則ですが、地球上の熱(温度)そのものが夥しい「光」を発しているのです。

この地球の環境が発する「遠赤外線」という「光」もまた基本的には「可視光線」や「紫
外線」などと同様の「電磁波」であるわけですが、「光」は「電磁波」ですから、「電気
」と「磁気」部分をもち、「波」であると同時に「粒子」でもあるのです。それが「光」の
存在であり、全ての始まりであったのです。

プランクの「熱から光が出ている」という法則を見るまでも無く、「光」は「熱」(温度)
から産み出されるのです。現在の「宇宙論」では宇宙の最初は「ビッグバン」であったと
いわれています。このビッグバンの途方もない高熱から最初の「光」が産み出され、その
システムは現在もなお、延々と繰返されているのです。それが今日の地球に「光」となっ
てふり注いでいますが、地球の環境温度そのものもまた夥しい「光」を発しているのです。
その「光」(遠赤外線)の存在が実は、「仙道」に関係の深い「気」なのですが、この「光
」の存在が科学的に明確に認識されていない所から、さまざまな「ふしぎ論」の根拠とな
ってしまうのです。

「光」というと一般概念では「可視光」の事と考えますが、実は地球上(現在の)で最も
普遍的な「光」は3-25ミクロンの波長の光(遠赤外線)です。私たち人間はいわばこ
の「光」の海のなかで生きているのです。この「光」は目には見えません。この波長の
,地球上もっとも普遍的な「光」もまた、電磁波ですから「電気」と「磁気」のふたつの
部分を持っています。「波」でもあり「粒子」でもあるのです。

そして重要なことはこの波長の「光」は地球上に溢れる「水」と相互作用があるというこ
とです。「水」に吸収されやすいという性質。それが人間の表皮など「水」を含んだ地球
上の生物に吸収されて,体内で「電気」「磁気」として活用されているのです。これが実は
地球上のすべての生命の「影の」基幹システムだったのです。

我々が住む地球の「空間」には「光の粒子」が満ち溢れています。このことは理論的には
よく知られていますが、実感がない。そしてもう一つ、この遠赤外線の「光の粒子」の作
用についてはこれまで科学的にほとんど検討されていないことです。

我々が住んでいる地球の環境は実は波長でいえば10ミクロン前後の目に見えない「光
」遠赤外線でみちており、この波長の粒子は「水」の分子に決定的な作用を及ぼしていま
す。細かく言えばすこし複雑ですが、この目に見ない10ミクロン前後の波長の「光」と
「水」の相互作用が、地球に生物を生み「人間」を育ててきたし、いまも作用をし続けて
います。

「光」は「電磁波」ですから「電気」と「磁気」の波がうねって進んでいきます。一方「水
」の分子は「双極子」といって「プラス」と「マイナス」の極を持っています。10ミク
ロン前後の「光」とは「相性」がよくて「相互作用」がおこります。他方「人間」はやわ
らかい肌の下に水分をたっぷり含んだ生体です。肌をとおして体内の「水」に吸収された
10ミクロン前後の「光の粒子」は「電気」と「磁気」に変換されます。人間が現在の地
球上で最も進んだ生物となりえたのは、この「電気」が神経腺を高度に発達させ「脳」を
高度化させてきたからだと思っています。「気」は仙道などの修練によって体内ネットワー
クが整備され、体内にとりこまれた目に見えない「光の粒子」が「電気」や「磁気」に変
換される精度を高め、強化されたものです。神経系の機能の高まり、その結果、さまざま
なイメージが現れたり、それこそ「光」が見えたりするのも、その結果ではないかーと思
っています。
by yuugean | 2001-08-10 09:17 | 内丹法を修練する

天地にあまねく「光」の実体


◆ 誤解されている「光」?
◆ 「光」の本質は何だったのか?
◆ 「光」と仙道の関係は?

さて前号では「行がえ」の原則を無視して、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
掲載してしまった後だったので、どうも訂正がきかなく失礼しました。

前号ではいろいろ御託を並べましたが、要するにいつの時代もそうですが、ことに最近
のように定めない時代に何を心のよりどころとして生きるのか?その選択肢のひとつと
して「仙道」はどうでしょうか?という提案でした。もちろんこういう事は仙道をすで
に修練されている方には、何のアピールにもならない。「仙道」を修練しょうという目的
も様々でしょう。

なかでも「ネット仙道」では私の感じでは「超能力を身につけたい」というのが一番多
いのではないかと思います。何をもって「超能力」とするかということがありますが、
これは何よりも素質と修練度が関係する世界、誰でも簡単に獲得できるというものでは
ないように思います。この問題には異論もあるでしょうし、また大なり小なり「思い込
み」というがつきまとう世界ですから、修練者は一方では何よりも客観性を獲得する努
力をするべきでしょう。

それはさておき、その分野の事をさておいても、それでもなおかつ「仙道」修練の重要
性は決して少なくないと思います。私が「仙道」の修練と「光」との関係について最初
に明確にしておきたいと思うのは、それがこの地球や人間、あるいはこの宇宙にとって、
きわめて基本的な要素であり、「仙道」がその基本的なシステムを活かす、最も優れた修
練法だと思うからです。

なぜ「仙道」の修練について述べるのに、「光」の問題から入っていくのか、今日はそれに
ついて考えを述べてみたいと思います。皆さんは「光」といえば何を想像されるでしょう
か?一般にはまずいわゆる「可視光線」です。あの「虹の七色」。あえて「一般」と書きま
したが、これはいわゆる「学会」でも同じ事です。「光の作用」について述べる論文や学術
書もありますが、それらはもし何の注釈もついていなければ、まず「可視光」のことを
指しています。

このように「光」について、最も多い誤解は科学者さえもが分野が違えば「光」というの
は「可視光線」のことだと思い込んでいるからです。例えば論文で「光の皮膚への影響
」といえば一般には「可視光線の皮膚への影響」ということを差しています。しかし広大
な光の全体の中で「可視光線」はもっともエリアの狭い領域でしかありません。「光」はご
承知のように、波長の短い方から「X線」「紫外線」「可視光線」「赤外線」「遠赤外線」と
いうように分類されていますが、その中で「可視光線」は最も小さなエリアでしかありま
せん。その「可視光線」が「光」の代表のように見られてきたところに、誤りの原因があ
ります

これには止むをえないと思われる事情もあるでしょう。人類が長い時間をかけて、この
「可視光線」に適応して「目」の機能を拡充させ、可視光線の各波長を分析し確認する
システムを確立させたわけですが、これは人類に科学的思考がはじまる前であり、人類
にとっての「光」はまず、「可視光線」だったわけです。「目に見える光」でもありまし
た。しかし、本来「可視光線」といえども目に見えるわけではありません。例えば「
植物」の葉は緑ですが、これは植物の葉が「赤い色の波長の光」を成長エネルギーとし
て吸収し、反対色の「緑の波長の光」を反射して、その波長の光を受けた人間の「目
」が緑と判断しているからです。このように「可視光」といえども目に見えないのです。

この可視光線に対する誤解が「光」というもの全体を誤解させる原因となっていると思
われます。「光」というのは目に見えず、温度によって波長が変わり、この宇宙に広大無
辺に偏在している存在なのです。自然界の中では、「光」は宇宙のはるかかなたの想像を
絶する高温の星々が発する「X線」や「紫外線」、太陽の二万度という熱から発せられる
「可視光線」、地球の常温状態から発する「赤外光」、そして氷点下の世界の「光」。温度
はマイナス273度まで存在します。、逆にいえばそれ以下は「光」のない世界ですが、
マイナス273度以上の世界は「光」に満ちた世界なのです。
これらの「光」は目に見えません。しかし「熱」(温度)のある世界、つまりー273度
以上の世界は実は「光」で充満した世界です。

この点について正確な理解がないところに「光」について述べようとするとき、すでに大
きな誤解が生まれる要素があります。
もうひとつ今日一般に使われている言葉の中で、研究者でも通例として使っている、誤解
を生みやすい言葉に「電磁波」があります。今日通例として使われている「電磁波」は電
波やレーザー波のような人工的電磁波のことを指すことが普通です。「電磁波が危ない!
」という記事や警告が一時盛んに叫ばれましたが、すべて人工的に造られた電磁波のこと
をさしています。大学で電磁波工学という学問がありますが、これも人工的に造られる電
磁波・電波やレーザー波について研究する学問です。
しかしこのように使われる「光」と「電磁波」という言葉は本来の存在から言えば、きわ
めて狭い範囲の使われ方でしかないのです。本来の「光」や「電磁波」はもっと普遍的な
、人類や生物にとって最も大切な存在であるということをよく理解して頂きたいのです。

いまから100年前1900年前後に、科学の世界では非常に重要な理論が相次いで発
見され20世紀の科学の時代を開きました。マックスウエルは「光は電磁波である」と
いう理論を発見しました。「光」は電気と磁気部分が交差して進む「波」だという発見で
した。このころ「光」の分野でもプランクというドイツの科学者がある理論を発表しま
した。彼の「熱から光が出ている」という発見が端緒になって、今日の量子科学の展開
が始まったといっても良いと思いますが、これは逆にいえば「熱」(温度)のあるところ
「光」があると言う事です。これは「光は粒子」であるという発見に繋がりました。
「熱から光が出ている」ことを発見したドイツの科学者プランクはドイツ国営製鉄所の技
術者でしたが、溶鉱炉の中で白い光、赤い光、紫の光など様々な色の光が出ているのは「熱
(温度)の高さ」によって変わるという原理を発見したのです。これがきっかけになって
「光」の科学が進展し、今日の量子科学の道を開いたのです。プランクは晩年狂死しまし
たが、彼こそアインシュタインにも比較されるべき重要な科学者であったといえるでしょ
う。つまり20世紀初頭には「光は粒子であり、波である」「光は電気部分と磁気部分とを
もった波」という事実が明らかになったのです。あれから100年たった現在、その事実
は我々の日常の存在にとって極めて重要なことであり、すでに自明の理論でもあるにも
拘わらず、少なくとも一般には事実として認識されているとは思えません。

 これは「仙道」を研究する上に重要なことだと考えています。この誤解を生みやすい使
われ方をしている言葉「光」と「電磁波」は本来我々の生存に必須の要素であるというこ
とをよく知って頂きたいのです。なぜなら「仙道」こそは、この「光」(電磁波)を効率的
に取り入れることによって人間の精神(意識)と肉体の改造を目指す修練法にほかならな
いからです。この「光」(電磁波)と人間との相互作用を活用したものが、「気」功の本質
であり、仙道修練の目的ではないかと考えているのです。
by yuugean | 2001-08-02 09:15 | 内丹法を修練する



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