遊化の森

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坐忘の必要性

5時起床。このところ東日本は暖かい。北日本や裏日本にはまだまだ厳冬が居座っているが、こちらは時においてはもはや四月の陽気の日もある。日替わりで、寒気と暖気が襲ってくる。つまりシベリアからの気圧と太平洋の気圧が日本上空で「押しくら饅頭」をしている状況。今日は日曜日で、懸案も片付き、久しぶりにのんびりとして時間に余裕がある感じ。洗顔、コーヒー沸かし。朝の修練はまず馬歩少し、立禅各種少しで体をウオーミングアップ、そして「天地呼吸」。その後「坐忘」。このごろ感じることは身体全般に「圧力」のようなものがかかっていること。「気感」がさらに濃くなったともいえるが、「内身」そのものが何らかの「圧力」をもっている。「身体」の中全体、つまり「内身」がパンパンに張った風船のような感じで、中に圧力があり、時にところどころ「痛さ」を感じる。「痛さ」といえば、「出神」の修練に入った三ヶ月ぐらい前から左腕全体に執拗な「痛み」がある。最初、「出神」で腕の「意識」がちぎれたのかと思うほどだった。友人に話すと「それは四十肩と同じ症状」というので、漢方薬など飲んで、少しはいいが、最近感じることは、こういった「痛み」も「内身」の次のステップへの変化ではなかろうかということ。いわば「偏差」のようなもので、最近のような「内身」の「圧力」の存在を思うとますますその感を強くする。この「内身」の変化に対応するのは「坐忘」しかない。「坐忘」によって意識を全身に周回させれば、それは少しは身体に馴染んだものとなっていき、圧力も少しマイルドになり緩和される。この時期「坐忘」はそういう意味でも身体の側からも必要とされているように思え、時間が許せば出来るだけ長くその中にいること。あるいは度々細切れの「坐忘」を行う事が必要な事だという感じがする。この「圧力」はしかし「法身」の固成の段階に関係しており、次につながっていく現象のように思える。修練は通常どおり。午後s君と会って、昼飯を食べながら最近の「太極拳」の教室の状況について聞く。実は土日返上で仕事を進めるため、この二月いっぱいは「太極拳」を休んでいる。三月からは再開し、日曜日に神田周辺に行く事にする。
by yuugean | 2004-02-29 10:25 | 2004

オウム裁判

◆「時々断片」

  さて昨日は『オウム裁判』最大のヤマ場麻原判決でした。丁度二時前後に霞ヶ関に
いたのですが、地下鉄の駅になぜかテレビ・クルーが何社もいました。後で考える
と各班に分かれて撮っていたのですね。地下鉄霞が関駅が「サリン事件」の彼らの
最終目標だったのですから、今思うとぞっとします。もし時間がずれていれば遭っ
ていたかも知れない思うと、。閉鎖的な環境の中でイメージが膨らんでいくと、と
んでもない社会的事件をも引き起こしてしまうという事をこの「オウム」事件は示
しています。私達の若い頃は榛名山中で何人かの仲間を生き埋めにしたり、厳冬の
山中で木に縛り付けて12名を殺害した「連合赤軍事件」(永田洋子・森恒夫)が
同様に大きな意味をもっていました。閉鎖的な環境が生み出した「悪」のイメージ
がその環境の中で膨大に膨らんでいく。
  本来は一人一人は感受性に富み、頭もいい人間が首謀者たちの思いのまま、
自己コントロールを失ってそれに加わっていく。
この「構図」は全く同じですね。そしてオウムもまた、それが産み出した社会状況
と深く結びついているところも同じです。オウムに行った高学歴の学業優秀な人
達。おそらく思うに、彼らはその鋭すぎる感性の為に、「家庭」の中にも、あるい
は「ビジネス社会」の中にも「身」を置く場所が無かったために「集団」の中に居
場所を見つけたのでしょう。同時に麻原氏の中にある種の「父性」を見つけ従った
のでしょう。人間の何割かは実は「支配されたがっている」と私は考えています。
潜在意識の中で強いもの、強そうに見えるものに従いたいという意識を何%かの
人間は潜在的に持っているのです。古いキリスト教信仰や軍国主義、共産主義
など権力志向の強い集団主義が成り立つのは、実は何%かの人間の潜在意識の
中に「それ」があるからです。その元は何かというと「自我意識」「個我意識」
です。カリスマ的な人物が持つ病的な自己顕示欲と支配欲、それと強い父性を
求め「被支配」に身を委ねて、その中でエリートとしての自己欲を満たしたい
という潜在意識とが結びついたところにオウムがあると思います。「修行」に
よって何らかの他人にない「パワー」を身につけ一般人とは違う能力を発揮
したいというのも、これは変形した「自己顕示欲」「個我意識」にほかなりま
せん。ここに全くないのは「他者への思い」です。もし「他者への思い」が少し
でもあれば、人を拉致したり、家族ごと殺害したり、無差別殺人のサリンを地
下鉄でばらまいたり、それを命じたりは決して出来ないはずです。人が生きて
もせいぜい100年。その間にオレがオレがという「個我意識」から脱却して
あらゆる「くびき」から解放され、自己をも離れて、本当の「自由」を手に入
れること。それが本当の「修行」の目的ではないかと思うのですが、、、。
現在も「家」にも「ビジネス社会」にも自分の「居場所」がないという状況
は少しも変わっていません。しかし「個我意識」を滅却することを目指し、
同時に「他者への視点」を持ち続ければ側道に落ち込む事もないと思うのです。
by yuugean | 2004-02-28 15:29 | 2004

出神

5時起床。洗顔、コーヒー沸かし。いつもどおり「坐忘」。その他、馬歩、立禅各種、「天地呼吸」はいつもと同じ。このところ、土日返上でひとつの別の「仕事」にとりかかっていたが、昨日で大まかなところは終わった。あとは若干の修正をして来週早々にも新宿高層ビルのh社のk会長に手渡さなければということで連絡をとった。やっと自分の時間が戻ってくる感じ。いや、いつも自分の時間なのだが、仕上がるまでは何か落着かない。ところで朝の「坐忘」。「坐忘」はこの段階では必需のものではないかと最近思えてくる、長ければ長いほどいい。むしろ長い時間をかけた「坐忘」が必要なのではないか。坐忘は何度かに分けてセッションするが、二度目、三度目と度重なるたびに「坐忘」の中の「意識」はさらに深く内に入り込んでいく。それが肉体内の「整調」的な役割を果たしているように思えてならない。逆に言えば、この段階で肉体の「整調」を行う為に、長い時間をかけた「坐忘」が求められている、ということになる。さて、朝は「坐忘」の中において、同時に「出神」の修練も時間を決めてやらなければならない。方法についてはこれまでどおりで変化はない。すでに三ヶ月が経過しているので、時々昼間、仕事の合間にも時間を作って一度「出神」をやる。高藤聡一郎著では、「出神」の代表的な方法として二つの方法を紹介している。ひとつは達磨大師の法というもので、出神の回数は三ヶ月までは一日に一度、夜はやらない。半年以後は一日に三度行う。一年以後は一日に七回行うというものだが、陽神は自分の側においておく。そして二年目以降に夜間も出神をやってよく、陽神は自分の周りから建物の外にも出す、、というもの。もうひとつの方法というのが東華君の説といわれ、七日まで日に一歩。二十八日目から一里を行かせて戻るというもの。二つの説はスピードが物凄く違う気がする。私にとっては前者の方がより現実的なように思われ、忠実に修練していきたいと思っている。
by yuugean | 2004-02-20 10:23 | 2004

途上

5時起床。洗顔、コーヒー沸かし。いつもどおり「坐忘」。馬歩、立禅各種、「天地呼吸」。そして「坐忘」。何度かに分けてセッションするのが朝の坐忘のやり方になっているが、二度目くらいからの「坐忘」は「意識」がさらに内に入り込んでいく。「内」と言うよりは「静謐」で動かないもの、「虚」。それと意識が一体となるとき、明らかに「意識」の形は変わり、ひとり歩きを始める。これが「変性意識」と呼ばれるものの一種か思われる。さらに、「ダン中」あたりに焦点があうと、「出神」が始まる。ゆっくりと「法身」は上がり始め、下から底が上がってきて「出る」。時にその「法身」が「白光」に包まれている。中は良く見えないときがある。しばらく外部で温養。その後周辺の「光」を「法身」に収め、意識を切変えると、「法身」は体内に入り始めやがて完全に中に入ってしまう。現在体内に感じるのは、何か体内にもうひとつの皮膚に包まれたような物体がること。それは本当の皮膚下3-4センチづらいのところにあって、皮下脂肪のように全身を包んでいる。それが時々うっすらと発熱しているようであり、勝手に蠢いているようでもある。そういう感覚が体内にある。それと同時に、脳を中心とした部分に紡錘体の物質があって、それは首の部分ぐらいまでつながっている。この二つの集合体が「法身」なのだろうか。いずれにせよ、前の段階までは、現実に「験」としてあった明らかな現象だが、いまは内部にあったり、あるいはバーチャルな状況だったりする。自分の感性で進んでいくしかない状況。この段階ではある程度のバーチャル性はやむをえない事のように思う。それはやがて「現象」として具体化するかどうか。今後の修練にかかっているように思う。まだまだ終わりは無く、つねに「修練途上」というのが「仙道修練」の姿かもしれない。最近二月中に仕上げる別件で忙しく、なかなか「天地門」にも触れられない。
by yuugean | 2004-02-07 10:22 | 2004



遊びをせんとて生まれける  学びせんとて生まれける
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