遊化の森

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イラクへ[権限委譲]


◆「時々断片」

 イラクの権限委譲が、昨28日全く抜き打ちで、ゲリラを出し抜いた形で行われ
ました。「式典」に参加したのはたったの五人。本来は華々しく「民主化」式典
を執り行うべきだったはずなのに、まるでこれでは「戦乱下」に外国で密かに設立
される「臨時政府」みたいではありませんか。行政長官のブレマー氏もニュースが
流れた時には既に軍用機でイラクを離れていたというのですから、これはどうみ
てもアメリカの敗北、まるで逃げ帰るようなものではありませんか。だいたい、
このブレマー氏がどういう経緯で選ばれたのか、何となくブッシュと同じにおい
のする人物で(つまりバカということです)、行政府の中から一歩も外に出ない
で厳重な警戒に守られながら、仕事をしていたというのです。以前ブレマー氏に
アメリカのテレビ局がインタビューしていました。キャスターが「あなたは一歩
も外に出ないで、よくイラクの事がわかりますね」と突っ込んでいましたが、彼
にはインタビューアの意図すらどうも読み込めていないようでした。60年近く
前、日本の占領下ではマッカサー将軍がいわば行政府の長官でしたが、彼は本国
の意向に逆らって遂に解任されてしまいました。ブレマー氏にはそういう気骨の
片鱗もなくただ「反対勢力」をゲリラと見なし、爆弾投下するぐらいの判断しか
なかったのではないでしょうか?本当にイラク国民の中に入って彼らに顔を向け
た行政をしていれば、もっと国民の支持があったと思います。イラクが現在のよ
うに収拾の付かない状態になることは、事前にいくらも予測されていましたよね
。それに有効な手を打たず、イラク人の神経を逆撫でするような行動ばかりだっ
たような気がします。
そのイラク、先に「国連」が参加することになりましたが、どうもまだヨーロッ
パの主要国連加盟各国は本腰ではありませんね。それは英米軍主導が変わらない
からと言う点がひとつありますが、ことにアメリカは「石油」と「軍事」の両面
の権限は手放す積りは全くなく、すでに「政府」の現局には各100人ものアド
バイザーという形のアメリカ人顧問を送り込んでいます。政権移譲後も、実質的
には彼らが「石油」と「軍事」は動かす事になるのは目に見えています。そうい
う事は、同時にイラク人にも、国連加盟国にも見えているのです。アメリカ人は
単純だから、表向き権限委譲すればうまくいくはずと考えているのでしょうが、
こんな姑息な手段を弄して「石油」を我がものにしょうとするのは、もともと
イラクに戦争を吹っかけた「意図」のひとつがそれだったからです。実質はまる
で昔の「植民地」戦争みたいなものではないかと思います。そのことはアラブ民
族にはわかっている。だから昨日もテレビでトルコ人が「何がアラブの民主化か
。アメリカが滅茶苦茶にしてしまったのではないか」と叫んでいましたが、これ
は彼らの「心の叫び」だと思います。
イラクへの国連参加はしかし将来的には、ひとつの道を開くと思います。それし
かこの混乱を収める道はないことは誰の目にも判っています。我田引水ですが、
このメルマガでも1年以上前、イラク侵攻が始まる前の3月29日号で「国連参
加」しかないと書いています。その頃はまだ「イラク侵攻」前でフセインもバグ
ダッドで健在でした。少し長いですが引用をお許し下さい。

-------------------------------------------------------2003.3.29----------
私は決して「反米」ではなく、精神世界から見た、ブッシュの「危険性」につ
いて、イラク問題などが起こる前に提起していたわけです。その後の推移を見
ると、まさにその通りでした。国連安保理事会の討議も無視して、勝手に英国
と共にイラクに攻撃を仕掛けてしまいました。

  おそらくなぜこんなに国際世論を無視してまで彼は戦争を仕掛けたのでしょ
う。それは最近ではよく知られているようにただ「石油」の為です。アメリカ
は世界最大の石油消費国です。もともとは自国生産の国だったのですが、自国
の油田はもはやジリ貧の状態です。アメリカ最大の油田地帯はWT(ウエスト
・テキサス)といわれる地域です。この地域から産出される石油は「WTI」と呼
ばれ、アメリカおよび世界の原油の基準になっているくらいです。そして、ブッ
シュ政権を作ったのはこのWTに繋がる人脈でした。副大統領も補佐官もWT
の有力な人脈です。

 ブッシュは「イラク国民の解放」を旗印にしていますが、一方では既に現在
戦争中の「イラク油田」のいくつかの権利について入札を軍に命じて行ってお
り、チュメニー副大統領(政治家というよりタフなビジネスマン)関連の会社
が落札しているのです。今回のイラク戦争の目的はまさにここにあったという
べきです。日本には「幽霊の正体見たり枯尾花」という句がありますが、ここ
にこそ国際世論に逆らって戦争を急ぐ「正体」だったのです。
 その意味ではこの戦争はまさにWT人脈による「企業戦争」です。 問題な
のは、ひとにぎりのWT人脈の利権獲得のためにアメリカ国家予算を何兆ドル
も消費し、アメリカ人兵士、イギリス人兵士を死亡させ、イラク人兵士や市民
を死亡させているという事実です。このあたりをちゃんと政治的・国際的・人
道的に理解できないところに「盲目」ブッシュの危険な資質があるのです。 こ
れからどうなるか?3月29日現在、まだまだ戦争自体も予断が許されません。
 と同時にこの「盲目」ブッシュの低劣な野望を粉砕する方法があることはあ
ります。まず国連理事会で「停戦」を決議。イラクを「国連統治国」にして
国連管理下におく。そののちに、カンボジアや東チモールなどでやったように
国連監視下で「民主選挙」をやるのです。「英米」は「停戦」に反対するでし
ょう。しかし、もともとブッシュは「戦後は国連に」とも発言していましたし
、「イラク国民のため」の戦争ですから、「停止―民主選挙」という道筋が示
されれば反対はできませんね。
 もともと英国は「イラク解放」という純粋正義の一点でアメリカの同盟軍と
なり、国内にいろいろなリスクを抱えながら戦争に踏み込んだのです。しかし
イラク戦争の「深層」にはWT人脈による石油利権という不純な動機があるこ
とが次第に明白になるに及んで、少しずつ誤りに気づき始めています。そこで
譲れない線が「国連統治」です。いずれ「国連統治」を巡ってアメリカとそれ
以外の理事国(英国も)が対立する事態になるでしょう。そうなると今回の
「イラク戦争」の目的が逃げも隠れもなく明白になります。これが「政治」の
世界です。イラク戦争をすすめるWT人脈のビジネス世界はついに「政治」の
世界には勝てないのです。 ただここで、ひとつの懼れは「国連統治下」で
「民主選挙」が民主的に行われ、そのとき立候補した「フセイン」が再び当
選しちゃった場合はどうするの?という点ですね(笑)。
by yuugean | 2004-06-29 15:26 | 2004

少しオカルト

5時起床。洗顔、コーヒー沸かし。但し今はアイスコーヒー。最近は朝から暑いので馬歩、「桃五式」でウオーミングアップするのは止めにしている。このところの日常は相変わらず朝4-5時の起床。その後の「坐忘」、そいて「機」が熟したと見るや「出神」。しばらく周辺を散歩して、つまり「意識」の散歩。いまのところは身のまわり、精々室内。そのあと、「収神」。これは毎日の日課。感じ方は、日によって微細な違いがそれぞれある。今朝は頭のなかが妙に「軽い」。そんな時、まず思うのは私の「神」(意識)が夜の間に勝手に抜け出して、帰っていないのではないかと言う点。なぜそう思うかは、確かではない。いわば直感。以前に午後食事の後、猛烈な眠気が襲ってきて、もう「立っていられない」と感じることがあった。これは何故か判らないが、その後もしばしば出くわす状況。おういう時は、実は体内の「意識」が「坐忘」を求めている時だということは、このごろうすうす判ってきた(真実かどうかは未検証・体験的にそう実感)。最初の頃、それが判らず、思わず自室でそのまま眠ってしまったことがあった。そうすると、起きるとどうも、脳内の感じが違う。「からっぽ」と言う感じで、本来ならば喜ぶべきかもしれないが、なぜかその時私が眠っている間に私の「意識」が体内から抜け出して、戻っていないような感じがした。それで慌てて、その場で坐忘し、「天頂」に周辺に出歩いている?「意識」を集めて、ある程度感じが出てきた時、「収神」した。この時は事なきを得た感じだが、出ぱなしであったら、どうなるのか?最も、このセンテンス全てが「オカルト」的であり、こういうことを日記に書くのは、とても尋常な神経とは思われない。しかしそれこそ「ヒト」には言えない。たとえ心を許しあった親友であっても口にはできない。しかし自分の感じたことは紛れもない実感。今朝も5時に起きて、坐忘にはいると、同様な感じ。そこで就寝中に抜け出して帰って来れないといけないので、二度にわたり「坐忘」を繰り返し、周辺に漂っているかも知れない、わが「意識」を、「意識」の中で周辺から呼び集め、ある感じが出てきた時「収神」した。ただ、今朝はその後の状況から判断すると、どうも違うようだ。その後、昼食の後、神田の事務所でも短い「坐忘」と「出神」-「収神」をやり、さらにその後行った経済産業省でも、短い時間を見つけてロビーで短い「坐忘」と「出神」-「収神」をやったが、いずれも感じが良く出ていてうまく行った。思うに今朝のは、多分日曜日にやった「太極拳」の影響だと思う。日曜に二時間ほど「太極拳」をやると、1-2日は「内気」が体内に拡散して「気感」が掴みにくい場合がある。10年ほど前「水泳」をやっていた時も、その後1-2日は「内気」が体内に拡散して「気感」が掴みにくかった。今朝の場合も、多分その類。こういう事はまだまだ今後3年ぐらいは、
修練の中で出てくる気がする。ひとつひとつ体験して賢明に対処するしかない。
by yuugean | 2004-06-29 09:03 | 2004

虚に還す

5時起床。洗顔、コーヒー沸かし。馬歩。「桃五式」でウオーミングアップ。このごろ、あまりこの日記をつけることが少なくなったが、この日記をみて「インスピレーションが湧く」と言って頂く方もあり、まじめに丁寧に取り組んでいかなければと、これは自省。修練のことや、プライベートのことや、いろいろごっちゃになっていて、自分としては、出来るだけ記録にとどめないと瞬間瞬間に消えていく「実感」などもあって、それはバーチャルか、あるいは現実か、そういうことを含めて書き記していく積りではある。さて最近の修練、相変わらず朝4-5時の「坐忘」から始まって、「出神」-「収神」。そしてクールダウン。これは毎日欠かさないでやってきている。今の所取り立てて大きな「変化」はなく、日によって微細な違いがそれぞれあるぐらい。あと日中に1-2回、坐忘ー「出神」ー「収神」-クールダウン。ただこれは場所を選ぶのが難しい。仕事中なので公共の場ということになるが、図書館とか公共建物のロビーとか、一度など地下鉄の中でやったことがあるが、どうしても満足のいくものしはならず、中途半端になりがち。もうひとつ日比谷公園でやった時は、脳の天辺にばたばたという感じで目には見えないが(霊か)集まってきたので、あわてて「出神」を中止したことがあるが、これはオカルト話の類で真実はどうか。それと最近は昼間、どうしょうもなく眠くなる事がある。その時は、脳の中で「意識」が実際にざわざわと液状化している感じで、眠く起きていられなくなる。ただこの時は、寝ないで「坐忘」を行い、「意識」を静めることが肝要ということが判った。一度、それを知らず、あまりに眠いので横になり寝てしまったら、2時間ぐらいして起きた時は「意識」が勝手に外に抜け出していることを実感した。その後何度か「坐忘」を行い、「意識」の断片?を「意識」?で集めて旧に復したが、やはりこのように眠くなった時はいったん「坐忘」で「意識」を静まらすことが必要だと思う。「坐忘」により身体内の「神」の状態が、初めて正常化され、「坐忘」の中で初めて「統一」感が生まれてくる。現在、朝の「坐忘」-「出神」ののち、目の前のテーブルの上で修練することは、「意識」をいったん「虚」に返すこと。「虚」に返すことに実感を伝えることは難しいが、「意識」の像のようなものがばらばらになって、周囲の大気の中の「光」の粒子と同じになる。そこに帰る。そいう感じだと思う。そこに現れるのは「空」で揺るぐものは何一つない。しばらくその状態をたもつ事は、大変気持ちいい。その後、再び「意識」の像に集中して、「虚」に帰っていた「意識」の粒子(光)を集め、「像」とする。天頂に持ってきて、再び課程をやり、そののち「像」を結んだ「神」を脳ー下丹田ー中丹田ー上丹田にいれ四肢に入れていく。夜は「坐忘」で、体内の「神」を目光で回光。沈静化させて終わる。
by yuugean | 2004-06-08 09:06 | 2004



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