遊化の森

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書の世界

  このところこの「日録」もご無沙汰している。ひとつは仕事の多忙、ひとつは新しい方向への模索、さらには新たに「書」の練習を始め、私的に「太極拳」「書」「仙道内丹法」と休みなく、仕事でも新たな組織をいかに運用するか、当面は利益は見込めないわけで、そのあたり腐心することも多い。さて「書」だが、いつかは始めたいと前々から思っていた。素養はないが、これまで富岡鉄斎が好きで書と墨絵はいつか練習したいと思っていた。
  墨絵については、10年以上前平河町で開かれていたM先生の教室へ暫く通った。今回の「書」の縁も奇しき縁で、いつもいく神田の床屋の壁に仏画と平仮名で書いた書の複製が飾ってあった。それで床屋の主人に「これは誰の書?」と聞いたら「二松学舎のM教授」という答え。家が近くだということだった。
  それが今年の夏のころで、9月には7人の生徒に混ざり「米山の一字書」の塾で習っていた。7人のうち男性は2人。私と私の友人S君で、残りは書道暦40-50年の女性達で、技術的には既に出来上がっている人達。素人は我々2人だけだが、考えてみればここは「書」や「漢文学」に重点を置く大学の塾で、初心者は誰もいない。教科のテーマとなっている「米山の一字書」は、明治期の松山の神官・三輪田米山の書について「臨書」したり、「倣書」したりするが、毎回先生が「大字」で各自に書いて頂く。これは貴重な書の体験。毎回宿題(自由題)があり、私は「無為自然」と「林住瞑虚」というのを「大筆」で書いて出した。
  「書」の世界も、入ってみると独特のものがあり、「書」の「文房四宝」である、硯、紙、筆、墨を如何にそろえるか。書くのが「大字」なので筆も大きなもの、紙も全紙と、専門店をいろいろ回って揃えなければならず、お金がかかる。「書」のスーパーもあって、ここは安いので、現在のお気に入りだが、良いものは少ない。なぜ「書」をやりたいか、それは「富岡鉄斎」が好きで、もうひとつ、全国的に知られた大寺の管長だったS先生(故人)には種々お世話になったが、先生の「書」はよく知られ生前はデパートで作品展が開催されたほど。生前は何度もお会いし、公私ともに影響を受け、お世話にもなったし、作品も少し持っているので、このS先生の影響が大きい。さて「内丹法」は毎日の修練は相変わらず。「坐忘」-「天花乱墜」-「天頂開」-「五気朝元」-「三華聚頂」-「出神」-「収神」を修練。少し濃くなってきた感じもある。奥湯河原の「竜神」にも毎朝拝礼し、時に背中に乗って日本の修練場巡りに連れていって頂く。
by yuugean | 2006-10-20 21:40 | 2006



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