遊化の森

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週刊誌編集長

 元週刊ポスト編集長の関根進さんの新著「ガンを切らずに10年延命」(ダイヤモンド社・2009年2月)が快進撃を続けている。現在7刷ー8刷のところにあるようだ。これは関根さんが丘永漢さん(作家)のウェブ「HiQ」で連載(毎日)されてきたものを「自癒力」「陰陽力」「医診力」など20のテーマでまとめられ、「ガン」を切らずに生き抜く知恵を体験的にまとめられたもの。
 関根さんと言えば今から30数年前、週刊ポストの編集次長当時に何度かお会いしたことがある。私は関根さんには当時のPR会社の上司と一緒にお会いしたので、関根さんの記憶には薄いかもしれないが、私には印象が強かった。繊細で神経が張り詰め力が抜けない感じだった。そのご編集長になられ、見る見る部数を伸ばして週刊ポスト黄金時代を築かれたのだから、時代を見ぬく力がその繊細さのなかに詰まっていたに違いない。私がよくお会いした当時のデスクY氏は、いつもにこにこ人柄の良さを感じさせたが、後に内部の人間に聞くと、仕事では怒髪天を抜く感じで怒り狂う場面も多く恐れられていたというから、週刊誌編集の現場は外部からは窺いしれない、神経の抜けない大変な戦場だったにちがいないという思いがする。
 関根さんには最近2-3度お会いした。お会いしてみると、かっての鋭敏な表情は消え、むしろ穏やか、気のよくつく親切な方だった。5月には私がライター系の仕事の時にお世話になっている、元朝日ジャーナル副編のK氏にお会い頂いた。K氏はガンで「化学療法」についてどなたかの意見を聞きたいというので、関根さんにお会い頂いた。また最近私が全然医者にかかっていないことの不便さを感じて、帯津病院の診察を一度受けてみようと思い、関根さんにメールを出したところ、詳細にわたるアドバイスを頂いた。関根さんの療法をかいつまんで縮めてしまうと、「帯津敬三先生」「天仙液」「漢方」「玄米療法」だが、私は関根さんにお会いして、まず「玄米食」に変えた。「天仙液」は私には高価なので、これまで飲んでいた自分の手作り薬酒のなかに、冬虫夏草、霊芝、田七人参、高麗人参、アガリスク、チャーガなどのサプリメントの残りをぶち込んで「地仙液」と称して毎日飲んでいる。漢方についてはもともと薬は漢方しか飲まないでやってきた。あとは「帯津先生」だが、関根さんから詳細なアドバイスを頂いたのでこれから取り組んでいく方針だ。
 その意味で私も関根主義のひとりだと思うが、感心するのはまだまだ著作に取り組んでいくエネルギーだ。今年関根さんから「大正霊戦記」をお送り頂いたが、これは350ページの大作で現代史の闇のひとつ「大逆事件」の中で、作家であり牧師であった沖野岩三郎の生涯を追ったもの。沖野岩三郎はあの時代、おのずからも冤罪疑惑を受けながら、作家としての生涯を全うした。沖野は関根さんの母方の祖父にあたるといい、その
生涯の全貌を追おうとする姿勢は、尋常ではない。さらに続編を執筆中といい、70近い高齢でのエネルギーには敬服せざるを得ない。
by yuugean | 2009-06-26 08:15 | 2009

やんちゃ猫鯉太

もう終わったことだが、5月10日から6月14日まで生まれたばかりの子猫を預かっていた。5月5日の朝方、埼玉県ふじみ野市の小さな児童公園に40歳台の男が子猫を捨てにきた。その公園の前の家のS君がその一部始終を2階から目撃してしまった。S君はカソリック信者でインドの貧しい人たちを助けた聖女マザーテレサを心から尊敬している。S君は、雨が降ってきそうな公園に猫を捨てる男の一部始終を見ていて捨て置けない気持ちになった。幼い生命がこのままでは確実に消える。それで寒さに震える子猫をとにかく家に連れ帰って、牛乳を与えた。翌日も牛乳を飲まず、排泄をしない子猫を心配して市内の獣医のところに連れていった。そこで、浣腸をしてもらい、猫用ミルクや排せつの仕方を習った。その日からS家の段ボールの中で生活し始めたが、S君はたびたび仕事で東京に行く。その間5-8時間も家を空けることになるが、心やさしいS君は「何とか育ててあげたい」と必死に努力した。しかし、現実はずっと家にいるわけではないし、仕事の行き帰りに時間がかかりすぎて、十分に世話をしてあげられない。そこで、もう市役所に持っていくしかないと思っていた。
 S君は飲みながら私に子猫のことを話した。私は、何かの縁があって君のところに来たんだから、最後まで見てあげるべきだ。たとえ、小さな命といえども命はいのち。まっとうさせるのが人間の勤め。その子猫がちゃんと一人前になって、ひとり歩きできるまで、私が飼ってあげる、と彼にいった。それで5月11日に東京都千代田区の私の家に来た。猫を飼った経験はまるでない。
 それから1か月ミルクも順調に飲み、体重は毎日増えていった。おしっこやウンチも自分ひとりでできるようになり、ミルクから離乳食への切り替えも問題なく行った。標準よりも1-2週早いペースで進んでいった。そして6月8日にはドライフーズを食べるようになり、12日にはドライフーズだけでも大丈夫となった。もう、家を空けても食事の心配をしなくてよくなった。それで、S君に子猫を引き渡した。元気でやんちゃ、起きているときは部屋を走り回り、疲れるとよく寝た。そんな子猫に育った。体重は800Gになっていた。
by yuugean | 2009-06-20 07:46 | 2009



遊びをせんとて生まれける  学びせんとて生まれける
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