内子
いつもの通り5時起床。坐忘。昨日と同様に「気感」が強い。やはりここが松山城の域内にあることと関係があるかも知れない。焚火法ののち、小周天、大周天三回。そののち坐忘。この日は比較的ゆっくりのスケジュールにしてあるが、昨日少し強行軍であったので、今日の「内子」行きは取りやめにするつもりだった。しかしホテルで朝食中、やはり「内子」に行くことになった。10時15分の松山発の特急列車で「内子」行き。特急で25分ぐらいの距離だが、かなり山間部の中の小さな盆地の町が内子だった。昨日と同じく格別に暑い。何よりも日陰がなく、日差しが強い。その中を15分ほど歩いて内子中心部へ。まず有名な「内子座」。江戸時代の芝居小屋のようなたたずまいで、看板がかかり、幟がはためいている。この日は四国の舞踊会の貸切で中には入れない。次から次へと舞踊発表会に参加する和服の妙齢の女性たちが入場していく。デジカメとビデオに収め、また暑い日差しの中を古い家並みの続く町まで歩く。内子は江戸時代に木蝋=ロウソク(ハゼからつくる)の集散地として栄え、大きな旧家が昔のままいくつか残っている。古い家並みをそのまま保存している地区があって、それが現在いろいろ紹介され全国から人を呼んでいる。古い家並みはさすが往時の繁栄を忍ばせるが、とにかく暑いので途中で食事(とろろ飯)をして駅に帰る。1時40分発の特急で再び松山へ。時間が余ったので、昨日見つけてあったホテル(既にチェックアウト)近くの銭湯で汗を流す事にした。奥道後温泉から引湯をしているという温泉銭湯。ここでゆっくりひと時を過ごす。そのあとホテルのロビーでしばらく座っていると、汗が完全にひいた。駅まで歩きリムジンバスで空港へ。5時50分発のJL便で羽田へ。それから有楽町に出て帰宅。内子にて詠める。
内子座の 幟(のぼり)も熱き 演舞かな 桃果 日照を 避けどころなき 家並かな 桃果
by yuugean
| 2003-08-24 12:50
| 2003
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