遊化の森

静謐

朝夕はめっきり涼しくなった。しかし昼間は時には蒸し暑い。tシャツに短パンでもいっこうにおかしくない感じ。5時に起床、コーヒー沸かし。いつもの儀式。「坐忘」。「出神」「収神」の方法を変えて1週間ほどは、すこし違和感があったが、ここ数日で落ち着いてきた。新しい方法と、それまでのやり方とが融合して馴染んできた。そして以前感じていたよりも、さらに深く、さらに統覚的な状況となって進化したように感じている。すでに動くものは何もない。無為自然の中で「五気朝元」が自然に始まる。体内内臓の「五気」がそれぞれのルートを通じて天頂から「太空」に立ち上っていく。それが済むと体内の隅々から「精気神」が「天頂」に立ち上って集結する。これは「三華聚頂」で、ここでも無為自然に為すと、やがて「天頂」から「金光」が溢れ出ている感じになる。わずかに熱を持っているようでもある「金色」に見える「光」。そのままにするとその中に「聖胎」らしき存在がある。ずっとその状態を続けていると「天花乱墜」が起こってきて自然に「頂門」が開く。そして「泥丸」から「陽神」が立ち上っていく。「陽神」は「光の車輪」の中に入って「内座」する。そして帰りは「頂門開」ー「収神」。最近はこれらの一連の流れが全く無為自然のままに展開されるような感じになっている。私の「意識」はただそれを静かに見ているだけで何もしない。為すものは天か。以前のやり方と現在のやり方が融合し一体となることによって、無為自然のままに運行され、体内のエネルギー感も格段に深まり、静謐度は一段と深まった。あとは毎日これを続けるのみ。「面壁」に九年という成句があるが、実際は終わりがない。終わりのないままにやがて無為自然の中で「還虚合道」へと入っていくような気がする。
by yuugean | 2005-09-10 16:42 | 2005
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