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今年は長い間涼しい時期が続いていたが、梅雨が例年より遅くに終わると、途端に猛暑となった。それも連日の猛暑で列島の中で「熱中症」死が毎日相次いでいる。やはり異常気象なのだろうか。北極の氷も薄くなっているという報告もあった。昨年来「仙骨痛」に悩まされてきたが、薄皮を剥ぐように毎日痛みは少なくなっている。いまは仙骨の「最後の」部分に若干の痛みがある程度、この感触でいくとあと10日もすれば、この1年間何かと悩まされ続けてきた、身体の中央から下半身の痛みも全て霧散する可能性もある。最初は膝関節周辺だった。これは、多分「太極拳」などで無理な姿勢をとり続けてきたことへの「自動修正」が行われたのだと思う。三ヶ月ほど続き収まった。次は「大腿骨骨頭」部分の執拗な痛み。これは約半年続いた。多分この部分は私生来の欠点の部分で、痛みは「自動修正」の為だったと思う。膝も大腿骨も3-6ヶ月ほど痛んだ後は完全に自然回復して全然痛みはなくなった。ここ1年近い「仙骨」のさまざまな痛みも、その一環だと思っていたが、あまりにも長いので正直何か「重篤な病気」を疑ったこともある。しかし現在の様子では、あと10日もすれば「自動修正」が終わりそうな感じで、多分「仙骨」が最後になるだろう。仙道修練を続けてきて、最初は「内臓」が「自動修正」され、「無病」の状態となった。次いで「筋肉」。最後にきた「自動修正」が「骨」だった。いうなればこれは「めんげん現象」と同様で、完全に良くなるために、一時的に悪い状態が出てくる現象。おそらく「仙骨」を最後に自然回復作業は全て終わる。ただ、このことは「仙道」のどのテキストにも書いていない。それで迷ったときもあったが、多分それも終わるだろう。金剛不壊の身体に向かう第一歩という気がする。現在の修練は再び「坐忘」-「大還丹」-「五気朝元」-「三華聚頂」ー「慧光」ー「出神」ー「タオとの一体化」-「収神」という修練。ほぼこれまでと同様だが、3ヶ月ぐらい前から「出神」の後「陽神」を出して、しばらく「固定化」し、さらに広げて太空に馴染ませていく。空間を超越して、次いで「タオ」そのものが体内に流れ込んでくる。体内と体外との外壁も取り払われて繋がり、大気が行き来する感じとなってくる。やがてそのまま「無為自然」の状態を続けると、皮膚は心なしか「炎」を帯びて燃え始め、それが全体内に及んで「神火」が体内から天頂へと立ち上っていく。この先に多分「還虚」があり、「合道」がある。「虚空粉砕」というのにも近づいているかもしれない。「虚空粉砕」で粉砕するするのは「虚空」ではなく、「己身」だ。現在私は「面壁九年」の中で、それが終わるにはあと1年余を残しているが、すでに次の段階の「還虚合道」の一部が始まっている気がする。すべて「無為自然」の中、「坐忘」の中で。
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by yuugean
| 2007-08-17 18:23
| 2007
考えてみれば、もう三ヶ月記帳していない。前回は三月十四日。桜の開花予報が出て居る時期だった。あれから三ヶ月。何があった?別に何もないが、その前後から五月末日まで、少々「難事業」に取り組んでいた。それが、まず頭の中にあって、その他のことは後回しという状況が続いた。朝・昼とそれに取り組んでいたが、五月末に全て終わった。またいま「次の」難事業に取り掛かろうとしている。難事業?というものの、それは私の「原点」のようなもので、これが達成できれば何もいうことはない。だからこの年にも関わらず、自分の「原点」を試すつもりで真面目に取り組んでいる。考えようによっては、それは「仙道内丹法」を進めていって、到達した境地であり、事の成否は別にして「原点」として取り組むべき事態であったと思う。三月からこれまでの間には、今年吉野山と京都を訪ね、大阪の心斎橋のホテルに泊まった。四月には学会で種々の人々に会うことができた。この方面はまだ何も固まっていないが、ひとつの指針のようなものが見えてきたと思う。
昨年来「仙骨痛」に悩まされていたが、今は「仙骨」に痛みはない。これはその後の状況研究で改善されて、ほとんど収まっている。「瘤」状の突起物を肛門上部仙骨の中に作り出していたが、「瘤」状の突起物の中身を仙骨側に「意念」で尾ろー督脈に導き出した。そうすると、あれほで困っていた「仙骨痛」は殆どなくなった。ただ、「仙骨」を離れた「物質」(多分?痛みのもと)は、その後尾骨周辺を行ったりきたりして、なかんか外に出ない。これを外に出す方法をいろいろ試しているが、まだ成功していない。現在は再び「坐忘」-「天花乱墜」ー「天頂開」-「五気朝元」-「三華聚頂」ー「慧光」ー「出神」ー「神遊観」-「収神」と従来の修練に変わっている。「天頂開」では守護仏を頂上に現出させ、頂門を開き内部と仏の上部を光で繋ぐ。それが済むと「五気朝元」。五臓を経巡って「五気」を頂門から外に出し、太空に向かって五臓神を展開すると、心なしか光が現出。ついで「三華聚頂」すれば、自然に白い光に包まれて、それが先に開いた「天頂開」のルートを通じて出て行く。以前と少し変わってきたのは、「陽神」を出して、太空に馴染ませていくと、空間を超越して森羅万象がひとつになり、次いでそれが体内に流れ込んでくる。光の玉のようであったり、光の柱であったり、その中に浸っているのは心地よい。そして、体内と体外とが外壁も取り払われて繋がり、大気が行き来する感じとなってくる。まだその初歩の感じだが、これが徐々に深まっていけばどうなるのだろうか。いまは本来の自分の姿を自分の中心にすえ、深い安心のなかで、それをどう進めていくかに最も関心がある。長い間続けてきた「内丹法」は、その「深い安心」を得るために必須のものであり手放せない。 ▲
by yuugean
| 2007-06-10 18:21
| 2007
桜の開花予報が出てから再び寒くなった。空は「春」の気配だが、外気は意外と冷たく明日からはさらに「冬日」が続くという予報。今年の桜開花は早まりそうだから、最初3月末に吉野山と京都の桜を見るべく、予約を入れたが、その後いろいろ調べてみると、吉野の満開は4月上旬、京都は3月下旬だという。そこで、予約を取り直して4月第1週にした。これは吉野を第一目標にしているためで、あわよくば京都の名残の桜も見られるかも?という感じ。それが今日、また気象協会が計算ミスで関東の開花は第1回発表よりも遅れるもようという。関西はあまり変わらないようなので、予定通りに行くことにした。桜が咲けば「スギ花粉症」は消滅する。しかし私はもともと「ヒノキ花粉症」で桜が終わってから5月連休までつらかったが、今年はスギも噛んでいるようで2月ぐらいから花粉症気味だ。昨年来「仙骨痛」に悩まされてきたが、これはその後の状況研究で改善されて、ほとんど収まっている。今から考えれば、あれは「五気朝元」行を正しくやらなかったからだということがはっきりした。「五気朝元」は、脾臓ー肺臓ー心臓ー肝臓ー腎臓を「意識」で経巡って、この「気」を督脈を通して天頂から虚空に出す行。このルートで督脈に流すときに、「仙骨」下部を横切って督脈に出していた。そのため「五気」の残留部分が仙骨下部に残り、それが「行き場」を求めて、直腸方向に向かってせり出してきて、「瘤」状の突起物を肛門上部に作り出していた。そのことに気づいて、まず「瘤」状の突起物の中身を仙骨側に「意念」で尾ろー督脈に導き出した。そうすると、あれほで困っていた「仙骨痛」は殆どなくなった。その次に「五気」を導くとき、腎臓から肛門に出し、尾ろから督脈にはいる経路に変えた。それでほとんど「仙骨」そのものの痛みは消えた。しかし、こんどは「肛門」の中に「気」が残留するのか、あるいは夜のうちに気が溜まるのか、「肛門」の中で「気」が停留することによる「痛み」を感じるようになった。勿論、よく注意して完全に「督脈」-「天頂」ルートを通り「五気」を出し切ることに専念している。しかし多少は残るのか、あるいは夜間のうちに溜まるのか。朝起きると少し「痛む」。逆に言えば「五気朝元」はかなりデリケートな運用が求められるということと、体内の「気」が強くなってパワーとエネルギーを持っているということ。それが体の現象となって出てくるということ。そのためしばらく「五気朝元」の修練は休みにして、あるいは週1回ぐらいにして、「坐忘」-「天花乱墜」ー「天頂開」-「三華聚頂」ー「慧光」ー「出神」ー「神遊観」-「収神」と修練に切り替える積もりだ。「神遊観」では前の公園で「分身」化を試み、いまは4体となって、それぞれ別のルートを回遊する。そして「収神」の前に4体ー2体ー1体となって収神。しかしこれはオカルトといえなくもないので、あくまで自分の領域に留める。「出神」-「収神」は私にとっての明らかな現実なので、それを積み重ねていくのみで将来のことはわからないし、あまり関心はない。呼吸と同じ、睡眠と同じで、生命が終わるまで続けるのみ、判断は後世にまかせるしかない。それより現在の関心事は、自分にとってもっとも根源なるものへのアプローチと実行。それは中高生や大学生の時代からずっと私の最も源泉的な場所でふつふつと滾ってきたもの。「いつかは」という思いがつねにあった。しかし仕事をし結婚をし、子供を育てるなかで忘れることが必要だった分野。いまそれへの傾斜が急激な波のように押しかけている。今年いっぱいはその分野への「賭け」が私のテーマとなる。それを自分の中心にすえれば、食うための仕事もそれなりに整備され、与えられてくる感じもある。
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by yuugean
| 2007-03-14 18:18
| 2007
たしかにまだ2月だが、これまでのところはすでに「春」の気配。東京はついに「雪」が降らないまま冬を越すことになるかもしれない。すでにこれまでの降雪遅延?記録を更新しているが、もしこのまま降雪がないとしたら、気象観測始まって以来の不降雪現象となる。2月はいろいろイベントがあった。11日には「秋田」への1泊温泉旅行を行った。秋田新幹線でまず「田沢湖駅」で下車、バスで田沢湖高原に行き、そこから乗り継いで、さらに山奥の「乳頭温泉・鶴の湯」に向かった。ここは鄙びた山奥の秘湯だが、「秘湯」が多くのメディアに載り、多くの人が押しかけることとなった。この日も、黒湯、白湯、露天風呂とも人が多かったが、地元の客に聞けば、現在「冬の国体」が田沢湖高原で行われており、そこへきた選手たちが来ているという。そういえばやたら若く体の立派な若者が多かった。露天風呂に入っていると雪がしきりに降ってきてムードは満点のパウダースノウ日和。しばらく温泉を楽しんで休憩し、予約しておいた送迎バスに乗って、再び20分ほど雪の降る山道を走り「バス停」まで向かった。バスを乗り継ぎ「田沢湖駅」で新幹線に乗って「角館」へ。この日の宿は角館フォルクーロ。夜そぼ降る雪の中を町に向かって歩いたが、それらしい店も見当たらないので、引き返しホテルのレストランで地元料理と、酒を楽しんだ。翌日は、角館市内の「武家屋敷」をいくつか見学し、地元ボランティアの地元の話を聞いた。午後散策の後に「かくのだて温泉」に入り、体を休めて、6時過ぎ角館から帰路に着いた。2月18日には初の「東京マラソン」が行われ、雨の中三万人が新宿ー神保町ー銀座ー浅草ー晴海通りー臨海地帯ービッグサイトのマラソンコースを走った。自宅から3分ぐらいのところを走るので9時30分から雨の中を待機、1時間半ぐらいランナーたちが通過していくのを応援した。確かに走っている市民ランナー達は楽しそうで屈託がない。なかには全国各地から東京の観光地巡りを走る気持ちできた市民ランナー達も多かったようだ。友人のSも「来年は出る」といっているが、若いうちならともかく42キロ完走を目指すのはかなりきついと思う。
さて昨年から続いている仙骨の痛みは、一時収まっていたが、温泉に入ったりすると、またぶり返してきた。しかし昨日、この「仙骨痛」の実態が自分なりに判った。昨夜「仙骨痛」を起こしている、「骨腫」に意識を集中していると、その「腫瘍」が動き出し、さらに意識で引っ張ると徐々に脊髄の方に出てきた。さらに意識を集中し、「督脈」を通して最初天頂より体外に出したが、やがて閃いて、それをさらに「任脈」に下げ小周天ルートを周流させ、下丹田に納める。さらに「奇経八脈」に流した。そうすると、「骨腫」と見られるものが、小周天、大周天ルートを回り始め、「仙骨」から腫瘍が消えた。昨年末行った医者は、大腸の下部に瘤があり、それは仙骨に腫瘍が出来ているからだといい、MRIを撮り、自分の母校の教授に電話してくれた。教授は明日すぐ来なさいといったが、仙骨を教授の研究見本としていじられるのがいやだったので、翌日電話してその日の診察を断った。仙骨の腫瘍は悪性だと「すぐ死ぬ」と医者は脅かしたが、これまでも他で研究標本とされた嫌な経験があり、仙骨は最も重要な部位と思っているので研究対象にされるのは嫌で、結局教授のところには行かなかった。もともと「仙骨痛」は「五気朝元」の修練をやりだしてから始まった。最初から、体内主要臓器の「五気」を督脈を通じて天頂に出すとき、仙骨に触れるのがよくないのでは?という気がしていた。いまの私の結論は「仙骨骨腫」の正体は、「五気朝元」の時に仙骨周辺に溜まった「気」が行き場を失って「仙骨」の隙間から「腸」の側に瘤となって張り出してきて、膨張していったために「痛み」となって現れたのではないかということ。確かに現在は「出神」中心の修練となっており、初期の小周天・大周天は殆ど行わない。しかし、基礎修練として常に小周天・大周天は行った方がいい。そして何かの具合で体内に停留している「気」を周流させることが必要だ。それに気づいて修練の方もまず、小周天・大周天をやり「坐忘」-「天花乱墜」ー「天頂開」ー「五気朝元」-「三華聚頂」ー「慧光」ー「出神」ー「神遊観」-「収神」を行って、さらに終わりに小周天・大周天を行う方式に切り替えた。仙骨痛の正体が、自分なりに判明し、それに対処する方法もわかって、「目からウロコ」の感じ。あるいは「朝に道を知れば夕に死すとも可なり」の心境。 ▲
by yuugean
| 2007-02-23 18:14
| 2007
もはや立春。このところは例年に比べ暖かい。熊が冬眠を忘れ、日本海で南の魚が獲れるといった季節外れのニュースが相次いでいる。やはり尋常ではない。昨年から続いている仙骨の痛みは、2月に入って収まってきた。やはり、これは仙骨の病気あるいは異常ではなく、「メン眩現象」のような類のものだったと思う。修練の方は「坐忘」-「天花乱墜」ー「天頂開」ー「五気朝元」-「三華聚頂」ー「慧光」ー「出神」ー「神遊観」-「収神」。
最初修練してきた「伍柳派」の手法では、この部分はすごくあっさりしている。いわば「自然出神」。それを最初1年間ほどやったが、何か違和感が出てきた。「陽神」を固めるという意味の「作業」がここにはない。その当時も「出神」は出来たが、いまから思えば「陰神」に近いもの、あるいは「陰神」の混じったものを「出神」していたように思う。それで、その後伝統的な修法にある、「天花乱墜」、「五気朝元」、「三華聚頂」の修法に切り替えた。この修練を通じて判ってきたことは、「天花乱墜」、「五気朝元」、「三華聚頂」の三つの修法はお互い密接に関連したものであること。 「天花乱墜」は、「意識」の眼で「気」や「気の流れ」を見える段階に「意識」を持っていくことで、この段階に達してなければ、その後の「五気朝元」、「三華聚頂」、「出神」でも「陽神」の姿を意識の眼で見ることはできない。「五気朝元」は体内の重要機関である、脾臓ー肺臓ー心臓ー肝臓ー腎臓が排出する(後天の)「気」を体内から出して中空に送り出す作業だが、これには内臓を清浄化し、同時に宙天の「五行神」に還す作業をやりながら、「天頂」を開通して次の「出神」の準備をする意味があると思う。「三華聚頂」は当然、「出神」の前に下丹田、中丹田、上丹田の「真気」「真陽」を合体して「陽神」を整え、「出神」に向かうための修法であり、これらひとつひとつが互いに関連しながら、次の段階につながっていく。なぜ「伍柳派」がこの部分を簡略化したかについては判らないが、多分「五行思想」が関係しているような気がする。「伍柳派」は、徹底してそれまでの「五行思想」的な部分を修練から排除して体系を作り上げたが、「天花乱墜」、「五気朝元」、「三華聚頂」は五行の考えなくしては難しい修法だからではなかったか。 ▲
by yuugean
| 2007-02-04 19:01
| 2007
昨日から、北海道に猛烈な低気圧が停滞して、北海道、東北、それになぜか北陸、近畿が時ならぬ冬の嵐に見舞われている。海上の波は10メートルの高さに及び、「大しけ」となっている。なぜか関東は基本的に晴れており、6日は大雨、昨日は少し曇ったが今日は快晴で既に春の感じ。関東でも群馬から先は荒天だが、東京などは好天。岐阜は雪、京都も雪で金閣寺も雪の中に立っている。こういう天候もエルニーニョのせいかどうかはわからないが、やはり尋常ではない。
修練の方は「坐忘」-「天花乱墜」ー「天頂開」ー「五気朝元」-「三華聚頂」ー「慧光」。そのご「出神」ー「神遊観」-「収神」。昨年から続いている仙骨の痛みは、「五気朝元」の修練をやって、半年ほど前から始まったが、MRIを撮り、その結果を見た、ある医者から某医大の教授を紹介されたが、どうも「仙骨」の手術のような方向に向かいそうなので、教授を訪問するのはやめた。 私の感じでは、この「骨腫」は良性で、成長期の少年などが鼻骨や頭骨、腕の骨などにできる「骨腫」と同種のものと思っている。ともに「夜間痛」といわれる、夜間に痛むこと、アスピリンがよく効くことなど共通している。最初、仙骨の最下部が痛み、MRIで見るときらきら光る腫瘍状のものが、直腸側に向かって開いている。仙骨の間にそれが割り込んでいるので、痛む。昨年年末にそれが終わり、痛みがなくなったら、今度はその少し上の仙骨が痛むようになった。今回は、そこに自分で「意念」を用い、数回やれば痛みがとれ、身体から悪い部分が取り去られていった。 その後また二、三日前から、今度はさらにその上の「仙骨」最上部の部分が痛むようになっているが、こういった状況は以前、仙道修行の過程で同様の経験をしていることを思い出した。それは「大薬」産生ののち、それを「下丹田」-「中丹田」-「上丹田」に移胎していった。そのとき各部分が3-4週間順番に、ちょうど「電磁調理器」で「肉」を焼く時と同じで、じりじりと「下丹田」「中丹田」「上丹田」が「変容」していった。「仙道」には、こういった「肉体」の「変容」を伴う「験」が肉体に現れてくる。 そういった「肉体」の変容によって「金剛不壊」といわれる状態が形作られていくと思っている。そこで、「仙骨」だが、「身体変容」の最後の部分が「仙骨」ではないかと思っている。順番から言えば、内臓ー筋肉ー骨の順で、修練の度合いとともに、身体変容が起こってくると思っている。その意味で、「仙骨」が現在、下部から始まって、上部へと「変容」が起こっていることは確かで、これを押さえ込まないで自然に受け止め、変容が完了するのをひたすら待つことにした。ただ「大薬」による「肉体」の変容も、「仙骨」の変容も、どの修練テキストにも書き込まれていない。しかし、これは現実に肉体に起こってくる「験」であり、修練の進展と大いに関係する現象だと信じている。 追記 最初の頃の下部仙骨の「痛み」は、骨に別のものが入ってきている緊縮した「痛み」。多分女性の子宮筋腫なども、こうかなという感じ。そして、仙骨中部ー上部に移ってきている「痛み」は、「痛み」というよりは、「仙骨」が「燃えている」感じで、実際体内に熱が発生しているためか、喉がかわき、口の中に何かができて沁みる。夜間の「痛み」も、むしろ「燃えている」感じ。いずれこの現象は終わると思っているが、こうした「炎上」現象で「仙骨」の不浄な部分が焼き払われていく感じがする。 ▲
by yuugean
| 2007-01-08 21:50
| 2007
新しい年のはじまり。大晦日の深夜12時を過ぎてから、近所のM神社に初詣。町内会が餅をつき、参詣者に餅と酒を振舞う。12時前に家を出て2-3分で神社についたが、既に50名ほどの行列が出来ており、参詣するまでに30分ほどかかった。帰りにお神酒少々と餅をもらい食べながら帰宅。寝についた。元旦は朝雑煮とおせちで、日本酒を少々。午後1時ごろ神田明神にいったが、ここも人でごった返し、神前までたどり着くのに一苦労。帰りはさすがに疲れたので秋葉原からJRに乗り帰宅。天気のいいおだやかな日で心なしか新年の晴れやかな日。
修練の方は相変わらず、一日も欠かさず朝4-5時に起きて、毎日一時間。最近は日によっては2時間を越えるときもあるが、それだけ融通無碍な方向に行っている気がする。一切の「こだわり」を離れ、「無為自然」に任せれば、あとは「天」「自然」の動きが「意識」と「身体」にさまざまな作用を表してくるので、それに任せるまま。時間にも何のこだわりもない。「坐忘」-「天花乱墜」で始まり、現在は「天頂開」のための「坐法」を間に挟む。さらに「五気朝元」-「三華聚頂」と進む。「三華聚頂」に於いて「泥丸」に「光」の塊があらわれるが、それは熱のない小さな「太陽」のようにも見え、「陽神」の実態はこれしかない。 それはやがて、一つのうっすらとした「形」となり、下部に「蓮華坐」が現れて、それに乗るように、ゆっくりと上昇をはじめる。最初の「天頂開」で「天頂」は開いているので、「陽神」はゆっくりと上昇し、ゆっくりと体外に出る。こういった一連の動きは、はっきりと自身に「体感」となって現れるので、イメージによる作業ではないことは明らか。「出神」の後、さらに大きな光の輪のなかで温養。いつもの、ある儀式を経て、「陽神」が光の「粒子」となり無限大に拡散していく。そのなかに身をおき、身を浸していることは、言い知れぬ「至福」の極みで、いつまでもこの「至福感」に浸っておられること。いうならば、そのために一日一日を生きていると言ってもいいくらい。その後体内から「陰神」を出し「陽神」と合体して、一体となった後に「神遊観」に入るが、その内容については言外の秘。全て終わったのち、天頂に全て集め「収神」にはいる。 今年は私にとっては、「面壁九年」の修練が七年目にはいる。「出神」修練も徐々に一つのパターンが決まり、熟達してきた思いがある。さらに「出神」後の坐忘において、すでに「身体」も周辺の「虚」と一体となって、消えており、「意識」「身体」ともに「虚」に還っている。その延長上に多分「還虚合同」がある。 もうひとつ、「仙術」的な方向への傾斜が始まっている感じがする。それは、決して自分の力ではなく、自然そのものの力、あるいは「龍」がそのキーワードになるが、これも言外の秘。昨年から続いている仙骨の痛みは、通常は、頭骨、鼻骨あるいは腕などにできる「コブ」状の良性もので、「夜間痛」といって夜に痛む。「五気朝元」の修練をやって、半年ほど前から始まった。自分で「意念」を用い、何度かやれば痛みはとれるので、医者にはかからない。自分では身体から悪い部分が取り去られていき、その最後に残ったのが「仙骨」と思っており、「仙骨」が若返っている「兆候」ではないかと考えているが、同時に「ヒーリング」の手法についての「試練」のひとつで、これを通じて「ヒーリング」手法を習得せよという天の「指示」ではないかと思っている。いずれにせよ、新しい年がこうして始まった。 ▲
by yuugean
| 2007-01-01 18:57
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