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久しぶりに石田秀美氏の「気流れる身体」を読んだ。これは中国伝来の経絡や気に立脚しながら、瞑想法や内丹法にも言及した労作だ。中国的身体論の名著といっていいだろう。内丹法については、源流とも言うべき鐘呂派的立場に立ちながら「竜虎の交わり」や「飛金升」といった現在では修練も難しくなった手法にも及んでいる。同時に「金液還丹」や「玉液還丹」といった手法は現代も活きており、明らかに現代「仙道」の源流であり、一部大陸道観では行われている手法だ。
私も現在は鐘呂的手法の根本のひとつである「目光法」「耳光法」を毎日修練しており、時間が経つとともに、その意味の真意や手法の広がりがわかってくる気がしている。古典的手法がいいのかといった問題ではなく、それらを捨て去った伍柳派では、どうしても達成されない行果があるということだ。包括的・総合的な行果を望むならば、古典的手法にも着目しなければならないと思っている。 これまでの私の仙道修練について、そういう話を含め、今日、科学的に気を追求しようとしている新進気鋭の研究者の方とお話した。その方はよく知られている研究者で、私がいま修練している「出神」の修練と、これまでの修練の経過をお話した。いつか「出神」について、測定できる日が来れば、それは「意識」研究の進歩に繋がると思っている。 なぜか今日、ネット検索していると旧知の畑中善一さんの「仙人研究」のページにたどり着いた。畑中善一さんは、私に仙道連を紹介してくれた大先輩で、10年ほど前何回かメールでやり取りをし、いまは年賀状のやり取りぐらいを行っている。すでに94-5歳になられるはずだが、その研究心・著作心は旺盛で、前の「カタカムナ研究」に続き、「土蜘蛛正統記」「仙人研究」の完成に向けて意欲的に取り組んでおられる。いつか資料的な意味を含めた、大変な労作として世に受け止めれれる日が来ると思う。94歳翁は今年の年賀状で「余命をホームページの完成に注いでおります」と言っておられるが、是非さらに長命を極め完成して頂きたいと願っている。 今日、縁があって千葉の放射線医学研究所(放医研)の関係者と話をした。医師ではないので病気治癒そのものについてではないが、放医研については詳しい。この方の話によると、「放医研」の重粒子線治療は、やはり例えば「仙骨」の部分のような、極めて限定された小さな部分である場合しか適用されないという。 やはり私の方向は間違っていなかったのだ。 私としては、「脊索腫」のようなややこしい難病は、別に根治根絶しなくてもいいと考えている。「脊索腫」の成長が停止し、縮小すればいい。そして働きをとどめればいい。あと私の人生が10年か、20年か、30年か。そのどれであってもいい。それに対応して現在のやり方、例えば十全大補湯とあしたばジュースでこの状態を維持し続けられればそれでいい。多くを望み、手術による完全を望めば、それは身体不自由な方向に向う。これが「脊索腫」の世界だ。 ▲
by yuugean
| 2008-06-15 07:34
| 2008
今日、縁があって千葉の放射線医学研究所(放医研)の関係者と話をした。医師ではないので病気治癒そのものについてではないが、放医研については詳しい。この方の話によると、「放医研」の重粒子線治療は、やはり例えば「仙骨」の部分のような、極めて限定された小さな部分である場合しか適用されないという。
やはり私の方向は間違っていなかったのだ。「仙骨」から腰周辺の軟組織へと広がり、肛門周辺や陰部まで広がっている「脊索腫」ではやはり放医研の重粒子線治療は適用されないだろう。漢方薬なり民間療法ででも患部の広がりをなくし、停止し、縮小してからでないと、「放医研」の重粒子線治療は受けられない。 私としては、「脊索腫」のようなややこしい難病は、別に根治根絶しなくてもいいと考えている。「脊索腫」の成長が停止し、縮小すればいい。そして働きをとどめればいい。あと私の人生が10年か、20年か、30年か。そのどれであってもいい。それに対応して現在のやり方、例えば十全大補湯とあしたばジュースでこの状態を維持し続けられればそれでいい。多くを望み、手術による完全を望めば、それは身体不自由な方向に向う。これが「脊索腫」の世界だ。 ▲
by yuugean
| 2008-06-15 07:32
| 2008
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